ホンダRTL300R のタグ

エンジンの始動領域で時々始動困難な場合があり下り坂で「おしがけ」したり、 ギアが入っている状態からニュートラルへ戻してキック始動したり、、、 と様々な場面で時々エンジン始動不良が起こっているRTL300Rです。

練習中にクラッチマスターの根元から「ポッキリ」折損。 このまま終了する訳にいかないのでスペア部品と交換作業です。

RTL300R2022モデルの始動不良トラブル修理です。  新車から僅か3か月で始動不良となり山奥の谷底で大変なことになったバイクの修理依頼です。 谷底なのでいわゆる「押しかけ」エンジン始動も出来ません、何とか仲間のお助けで帰れたとのことですから始動困難のご様子です。 エンジン冷間時は何の問題もなく始動しある程度温まってさぁこれからという時にエンジン再始動が全くできないようです。 早速電子機器にておおよその診断を開始します。ECUスロットルBODYからの不具合診断メモリは「インジェクター」と「サーモスイッチ」の各カプラ間の接触不良と本体不良のシグナル点灯です。 まずは一通りの基本的なチェックからスタート エンジン始動し電動ファン回転するまで待機後「アイドリング回転数」の計測。 スパークプラグ交換、エンジンオイルチェック、各端子の接続状態確認等々を行いますが 始動性は向上しません。 ある程度「仮説」を立ててエンジン始動性の「悪さ」を検証していきます。 修理方法はマニュアル通りが確実で作業工数はかかり時間ロスしますが犯人にたどり着く可能性は「大」です。

リングセット交換 して準備。のはずが、、、。セカンドリングが厚すぎて入りません。 ノギスで計測。100分の4mm、、、。 パール番号を調べると正体判明。部品違い、、、。 仕方ないのでクランクケース組み立てを進めます。

先週末に中断していたクランクケース右側からの各スモールパーツ移植とシフトドラムストッパーボルトの取り外し作業です。

エンジンオイル漏れ修理でお預かりのRTL300R。クランクケース交換ですが、新品のクランクケースにはほとんどベアリング、シール等が付属しません。小さなオイルシールを見落としたり、緩めるのに温めたり等々。時間と労力、そして気力を奪われる工程の連続です。かなりの時間を使いましたが、、、、。ここで断念。翌週になります。

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