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2023/10/14 17:11:08 更新軽量化と整備点検で消耗品交換作業ホンダ RTL300R

作業実施日 2023/10/05

中古車の点検整備と軽量化作戦を1週間で行う作業です。

洗車、分解、消耗部品部品交換、軽量化部品取り付け、各部オイル交換とグリスUPが主な作業となります。
分解しながら各部品の消耗度合を見極めて交換又はそのまま省か軽量化部品へ交換あるいは取り外しか代替え品に入れ替えるのが主な目的です。ステアリングヘッドのベアリングは1年間もそのままだと「ガタ」が出てきますので当然交換品です。
また、ホイルベアリングも作動性が落ちて回転性能が悪くなるので当然交換です。Fホイルは特殊工具にて簡単に外せます。各電装品も整備対象です。ステアリングヘッドの上下ベアリングとアウターレースを交換します。過酷な使用目的のバイクなので常時交換品です。
これにより特殊ライディング時の作動性と車体剛性感が向上します。俗に言うところの新車の「ガッチリ感」になり外観は別として新車感UPします。
見えない部品ですがとても重要な部位です。エンジン回りもすっきり。1週間で約7kgの軽量化です。そして事件は起こるべくして起こるのです。
テスト走行でRブレーキの利きが甘く効力不足。てことは分解の保管時にRブレーキラインに「空気侵入」した模様。=第1原因。そして夕方ということもあり体力減少注意力散漫=第2の原因早速、車体取り付け状態で「エア抜き」を行います。当然ブレーキフルードを用意してリザーブタンクへフルードを入れ「エア抜き」開始。エア抜きブリーダーボルトより数回抜いてもなかなかフルードが出てきません。
とここで何か匂いが?色も変?
あーーーーーーーーーーーーーーっ
この中身は「灯油」です!
大慌てで車体からブレーキ回りを取り外しリザーブタンク内に溜まった「灯油」を全部抜き本当のブレーキフルードと入れ替えてエア抜き作業をします。が全く抜けてきません。エアブリーダーも使いますがほとんど出ない為「逆パターン」でシリンジを使いフルードをピストンキットを取り外してからマスター側へ押し込みます。マスター内部よりエアと共にフルードが出てきます。再度ピストンキット組付けて正常エア抜き作業。なんとかエアも出てきて踏力も上がってきました。後は車体へ装着して再度エア抜きです。
と文章にすると長くなりますが長い時間と根気がいる作業でした。終わって冷静に考えれば、Rブレーキトラブルは車体から取り外した際ブレーキラインにエア混入したのが原因です。灯油事件があったのは仕方ないとしてピストンキット交換する必要はなかった案件です。エアが試乗した際にRブレーキを踏むごとにキャリパー側へ進んでしまい、そのエアをうまく出すことが出来れば踏力も回復したと推測します。やはり慌てる間違える考えないの3要素が作業時間を長引かせた要因でした。この状態でリザーブホースからのエアを完全に抜いてから装着しないとエア混入の原因となります。
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
RTL300R
作業時間目安

12時間

作業実績タグ

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4.8

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