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2025/08/01 11:33:08 更新キャブレター修理のご依頼ホンダ CB125

作業実施日 2025/07/26

キゃブレターからのガソリン漏れトラブルで修理のご依頼です。

まずはフロート室の漏れ確認からスタートもれがあるようなので社外品と純正品で比較。装着されていた右側アルミPKは使えません。ボルトもPK座面が荒れているので修正必要です。装着されていたPK部分から漏れています。アルミのワッシャなので取り外したら使用不可です。内径はピッタリサイズがあったので外径寸法は適当に「ハサミ」で切り落としてフロート室の座面に「合う」よう調整します。とりあえず大丈夫です!
しかし、この後本体組付けて燃料を入れるとオーバーフローします。
フロートなのかニードルバルブなのかあるいはニードル部のPKなのか
現物合わせの修理になります。結果から
ニードルバルブ座面PKからのガソリン漏れによりフロート室へのガソリン流入と純正PKとの厚み相違によるオーバーフローの多重要因による燃料漏れでした。
左がノーマルのバルブとガスケット(オレンジ色)
右7が社外品の同一部品です。
但し、この部品が悪いのではなくキャブレター本体の座面と締め付不足による「漏れ」でガソリンが徐々にフロート室に流れ込む現象が起きていました。
よくある事象例ですが原因特定には部品観察と精度見極めおよび一連の構造を理解しないと見落としてしまいます。キャブレター本体のニードルバルブ部分のネジ「座面」が虫眼鏡でよく見ると月面クレーターの様に荒れています。
経年劣化と当時の工作技術もありますがそれを補う最適な「パッキン」が純正のオレンジ色の部品です。
要はパッキンがつぶれることで本体座面の凸凹を埋めて「密閉」することでガソリンの漏れを防いでいる構造です。
本来は非分解部品なのでよほどのことがない限り「外しません」ホンダ純正液体PKを使用して座面密着性を確保します。スローJETを外して適度に締め付けます。ドレン部フロート室部分からも「漏れ」なくなりました。もう片方も同様で座面が荒れてます。というかこういう構造かも。こちらも同様に、、、時間経過を要するPKなのでしばらく「放置」してテスト予定です
。同じ構造なので同じ結果「漏れない」となる、、、ハズ。漏れないはずが物凄い勢いでオーバーフローします。
再分解しフロート油面調整していきます。フロートレベルを変更し「漏れ」は止まりました。フロート室修理の際に「はんだ付け」位置と本来の油面位置がずれていたと推測。レベルを変更することで「漏れ」がなくなりました。
費用
総額(消費税込)
36,300円
項目数量単価(円)金額(円)消費税区分
上記作業時間312,10036,300税込み
課税-小計(①)0円
消費税(②)0円
税込み-小計(③)36,300円
消費税3,300円
非課税-小計(④)0円
値引き(⑤)0円
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤)36,300円
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
CB125
作業時間目安

3時間

作業実績タグ

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