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2025/09/09 15:58:53 更新RTL300Rエンジン不調の修理ホンダ RTL300R

作業実施日 2025/09/09

エンジン不調のRTL300R修理ご依頼です。 始動後に段差越えやアクセルを開けて進むような際に「息つく」「スムーズな回転上昇ができない」 エンジン回転にバラつき(谷間)が生じて段差越えやフロントUPができない症状となっているとのことです。 お預かりしてテスト走行するもそれほど頻繁に現象が現れません、お困りのご様子なので 練習場(現場)でテスト走行と点検整備を行うことになりました。 やはり現場で試乗し症状が現れれば原因究明へと繋がると推測します。 が、しかし、この場合最初に試乗する前段階で計測と簡単な点検が必要です。 それのデータでいきなり答えが出る場合があります。

まずは基本の圧縮圧力測定です。この数値で大体、、、、圧縮不良です。スパークプラグもギャップ(すき間)とその使用状態を確認します。
中心電極およびその他カーボン堆積多しです。ギャップ(すき間)は正常値。ご自身で燃料ポンプ掃除やスロットルBODY掃除、プラグ交換等々をされて始動性は改善したとのことです。
問診による症状とここまでの簡単な点検でおそらく「ココ」というのが分かりました。あとはその答えと推理が正しいかの答え合わせになります。
ということで基本中の基本。
「圧縮不良」を引き起こしている車両はなぜそうなったかを辿ればよいことになります。
ということでまずはバルブクリアランスの確認作業です。
IN側は正常値内でEX側は正常値から少し外れています。
ということでEX側を正常値へ修正。
結果=EX側のすき間が足りず、カーボン堆積によるEXバルブの密着不足で圧縮不良を起こしていたようです。
この後エンジン始動=暖気運転=テスト走行となりました。
当初はエンジン回転の低速域から吹き上がり不良が見られましたが空吹かしを繰り返すことでバルブ周りに付着したカーボンをある程度除去出来た感じで滑らかなエンジン回転になりました。テスト走行後にスパークプラグ状態を再確認。
カーボン付着もなくきれいで理想的です。エンジンが調子よくなってきたので再計測。機械は「正直」です。
この後、再度テスト走行しましたがスムーズなエンジン回転とパワーが復活しました。
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
RTL300R
作業時間目安

2時間

作業実績タグ

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4.8

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