- Smile Bike
- ●不定期刊行/
680円 - 250・400クラスのバイクをメインとした試乗記や、気になる用品紹介などライダー目線の記事が人気の雑誌。背伸びせず、等身大で付き合うバイクライフを提案する。
- YAMAHA R25
- 車両本体価格:未発表
- 東京モーターショーの会場でお披露目されたR25。レーサーコンセプト車両ゆえに、どこまでが市販仕様かは不明だが、各部の作り込みは量産間近を感じさせる。ヤマハファン待望の250スポーツだけに期待大!
近年好調なオートバイマーケットを牽引しているのが、ギア付きロードモデルの軽二輪だ。車検もなく気軽に乗れることに加え、上位機種顔負けのスタイリングとその走りが話題となり、ここ数年で一気に人気カテゴリーとなった。長らくロードスポーツモデルが不在だった250クラスに久々に活気が戻り、その勢いは400クラスにも波及するほど。
13年の東京モーターショーでは、ライバルメーカーに遅れをとっていた感のヤマハが満を持して新型車を公開、ひと際大きな注目を集めた。それが『R25』だ。搭載するエンジンは新開発された水冷並列2気筒250cc、フレームは軽量なスチールパイプで構成されており、その姿を見るだけでも楽しい走りを予感させてくれる。また、同社のモトGPマシン『YZR-M1』を強く意識したデザインも、スリム・コンパクト・軽量を体現したもの。このR25のコンセプトは『毎日乗れるスーパーバイク』。市販化の際には、そうした世界観を具現化しつつ、上位機種への間口を広げるような250ccスーパースポーツとなって欲しいものだ。
いまこのクラスで先行しているのは、カワサキ・ニンジャ250&Z250、ホンダ・CBR250R、スズキGSR250、KTM・200デュークなどである。最後発モデルとなったR25には、これらライバル達に負けない性能と価格のバランスが求められるが、そこには期待して良いだろう。すでに14年発売ともアナウンスされた。その素性が明らかになる日も近い。

ニンジャ250Rの大ヒットを受け、ホンダはCBRで、スズキはGSRで追従。その後、先駆者のニンジャは一足先に新型車を発表、さらにネイキッドのZ250も加えて磐石の布陣を敷く。各車に性能的な大差はない。デザインなど、好みで選ぶべし。
- KAWASAKI NINJA 250
- 新車価格:53万8125円〜60万3225円
(ABS Special Edition)
平均中古相場:54.2万円 - 250シーン隆盛の立役者。2世代目に突入してデザインの質感をさらに向上させ、発売当初はZ250とともに品薄が続いた。圧倒的人気は未だ健在。
- HONDA CBR250R
- 新車価格:44万9400円〜49万9800円(ABS)
平均中古相場:39.3万円 - 新開発のシングルを搭載し、軽量&スリムな車体で、街中でもタイトな峠道でも楽しめる。人気を反映してか、中古相場も高値で安定している。
- SUZUKI GSR250
- 新車価格:43万8900円〜45万7800円(2トーンカラー)
平均中古相場:37.7万円 - ネイキッドで勝負するGSRは、滑らかなエンジンと長距離ランをも許容する乗り心地の良さが魅力。街中メインならコレ。中古はまだ少ない。
