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いま、一番自由なバイクかもしれない スクランブラーを愉しむ
いま、一番自由なバイクかもしれないスクランブラーを愉しむ
SCRAMBLER

2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイルを求めはじめた。つまり、ファッションは衣服にとどまらず、その人となりをファッションと捉えはじめ、よりカルチャーに溢れた豊かな日々を送る流れに。スクランブラーは、ダートバイクカルチャーをライフスタイルとして身に纏うためのオートバイでも、ある。

Photo/Hiromu Inoue、Masanori Inagaki、Satoru Ii      Text/Satoru Ii、Tadashi Kohno

オートバイ黎明期、未舗装路ばかりだったのだ

オートバイ黎明期、未舗装路ばかりだったのだ

じつは60年代の後半まで、オフロード専用モデルは存在しなかった。ベースとなるスタンダードモデルに、未舗装路に適したように高く幅の広いハンドルとアップマフラー、少しだけ足の長いサスペンションを採用したモデルをスクランブラーと呼んだのだ。とくにスクランブラーモデルが人気となったのはアメリカ。当時のアメリカ市場は世界最大で、あらゆるメーカーがアメリカでの市場拡大を狙い、スクランブラーモデルを開発しアメリカに持ち込んだ。そして1967年にヤマハが発表した、オフロードでの走行に特化した「DT-1」以降、市場が大きく変化。オフロードモデルが数多く開発され、スクランブラーと呼ばれるモデルは、徐々にその姿を消していった。

ネオクラシックに次ぐ
あらたなスタンダードモデル

 いま国内外のメーカーを問わず、多数のスクランブラーモデルがラインナップされている。〝スクランブラー〞とは、俊敏に這って進むという意味の、英語の「Scramble /スクランブル」が語源。そのことからも分かるとおり、スクランブラーとは現在のオフロードモデルの起源とも言えるスタイルである。
 しかし今時のスクランブラーは、決してオフロード走行を前提としてはいない。どちらかと言えばネオクラシックモデルから派生した、新たなスタンダードモデルなのだ。
 ハイパワーのエンジンと最新の電子制御技術を搭載したネオクラシックモデルは大成功を収め、新たな市場を生み出した。その成功をさらに拡大しようと誕生したのが、現在のスクランブラーカテゴリーだ。ロードスター的な立ち位置だったネオクラシックモデルに、オフロードモデル、いや、かつてのスクランブラーモデルに採用されていたアップマフラーや少し足の長い華奢な足回りを装着することによって、より軽快でカジュアルなスタイルとパフォーマンスを造り上げたのである。
 ちょっと街まで。ときにはツーリングに。気負うことなく駐輪場から車体を引っ張り出し、ライダーの生活の近いトコロに佇む。それが現代のスクランブラーなのである。


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