- VIRGIN HARLEY.com
- ●http://www.
virginharley.com/ - これからハーレーに乗りたい、乗り始めたばかりというライダーに向けて、HD社の歴史や新車&イベント情報を幅広く発信するWebサイト。不定期で撮影会も行っている。
- HARLEY DAVIDSON FLHTK TC
- 車両本体価格:350万円〜
356万3000円(2トーンカラー) - 見た目は今までのウルトラ同様だが、エンジンは部分水冷に、車体はフレームにまで手が入り、それまでのモデルとは一線を画す高出力と操安性を実現した。質感の高い塗装とメッキの仕上げも大きな魅力。
ハーレー・ダビッドソンの注目モデルと言えばコレ、水冷機能を備えた新型エンジン『ツインクールドツインカム103』搭載のウルトラリミテッド(FLHTK TC)だ。モアパワー化にともなうエンジンへの負担を、シリンダーヘッド周辺(おもに排気バルブ周囲)の水冷機構によって放熱性を高め、前年型よりもトルクフルで快適なツーリングを楽しめる仕様へと進化させた。それだけでも十分な驚きなのだが、今回のモデルはそれだけにとどまらない。
新型エンジン以上に驚かされたのが、走行時の軽快なハンドリングとライディングフィール。今までのモデルでは想像できないほど軽やかなのである。ウルトラと聞いてまず思い浮かべるのは「重くて取り回しづらい」ことではないだろうか。そんなイメージを払拭すべく、ハーレー・ダビッドソン本社が取り組んだのがシートポジションの大幅変更と最新のブレーキングシステムの採用、そしておもにフロント剛性アップを目的としたフレーム構造の変更という点である。これらが組み合わさったことで鈍重なバイクではなくなり、大柄なアメリカ人のためのバイクから小柄な日本人でも扱いやすい仕様へとグレードアップしたのだ。
先ごろ、新型の水冷エンジンを搭載したモデル『ストリート750/500』を発表したハーレー・ダビッドソン。こちらも大いに気になるモデルとして注目される。110年という壮大な歴史に支えられるアメリカの誇りは、その確かなブランド力とともに力強く歩んでいる。

ハーレーのライバルはやはりハーレー。それほど独自の世界観が確立されている。現行の103C.I(1,689cc)車以外なら、過去の96C.I(1,573cc)車や88C.I(1,450cc)車が挙げられる。中古でも決して安くはないので購入時には整備歴もしっかりチェックしたい。
- HARLEY DAVIDSON FLHTCU-I
- 平均中古相場:177.7万円
- 07〜11年までの96C.I車では200万円以下の個体も多い。新車価格を考えればお手頃だ。走行距離次第では150万円以下の場合も。
- HARLEY DAVIDSON FLHTCU
- 平均中古相場:139.7万円
- 99年登場の88C.I(1,450cc)車ならば、平均価格も新車時の半値ほど。ただ、距離と年数を考慮すると、整備代にも余裕が必要だ。
- HARLEY DAVIDSON FLTRX
- 中古平均価格:250.2万円
- ウルトラ系とは一線を画すチョイ悪風の二眼カウルがクールなFLTRX。ストリートでも映えるスタイルは魅力的だが、価格は少々高めである。
