バイク天国、台湾のメーカーで、多くの個性的なモデルを輩出しているブランド、PGOが新たにリリースしたモデル。それがジェイブブ125デュオスだ。
全体に丸みを帯びたデザインは、レトロなイタリアンスクーターを彷彿させるもの。セパレートシートの採用など、外観はファッションアイテムとしての魅力にもあふれている。さらに、今回のモデルには、ウインドスクリーンのほか前後キャリア、サイド&テールバンパーなどのオプションパーツが装着され、ファッショナブルな印象が強まっている。
その一方で、シンプルなメーターパネルにはLCDパネルを内蔵し、時計とタコメーター、燃料計やトリップメーターを表示。また、ウインカーやテールライトにはLEDを採用、メットインスペース内にはDC12Vのソケットを搭載するなど、現代的な装備も充実している。
空油冷4サイクル単気筒エンジンは、最高出力8・3kW(11・3ps)を発生。滑らかによく回り、アクセルを開くとクラシカルな外観からは想像できない、するどい加速をみせる。また前後10インチホイールの採用で小回りの良さを確保、さらに前後に装備されたディスクブレーキで充分な制動力を発生させている。通勤、通学ユースで混雑した都市部の道を走ってもキビキビ、休日にツーリングに出かけてもストレスなく楽しめるはずだ。
エレガントなスタイルとスポーティで力強い走りを両立させたジェイブブ125デュオスは、原2スクーターの世界に新風を吹き込む1台といえるだろう。
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