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原付二種の中で高い支持を受けているアドレスV125シリーズの上級モデルV125Gがモデルチェンジを受け、車名をV125Sとしたのは一昨年の8月。外観をシャープなイメージに変更するとともに、デジタル時計やオイル交換時期を知らせるインジケーターを装備するなど、ユーティリティ性能が高められていた。
そのV125Sに、ヒーター機能を追加し、通勤通学の足としての魅力を強化したリミテッドバージョンが加わった。V125、V125Gと、年代によってモデルは異なるものの、これまでにもシリーズの冬の定番として発売されてきた実績を持つリミテッドバージョン。それだけにヒーター機能についても熟成された感がある。
特にグリップ部に関しては、その効果を高めるため専用設計のナックルガードが付く。30分程度のライディングなら、スリーシーズン用のグローブでも十分に手元は温かい。また、シート下に装備されたヒーターは、お尻の下からヌクヌクと温められるので、寒さによって身体が堅くなることを防ぐことにも一役かってくれる。グリップヒーターの発熱に要する時間を計測してみると、約40秒。2分もすると、設定された温度に到達した。冬の朝の通勤通学に、この素早さはありがたい。
価格は、ベーシックなV125Sに約2万円プラスとなる。とはいえ、2つのヒート機能を取り付ける労力と、手元とお尻の温かさからもたらされるさまざまな恩恵を考えれば、その価格差はとても小さい。
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