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時代は保温ではなく発熱へこれからは電熱生活がオススメ!!

防寒の基本は、自分の体温で温められたデッドエアをため込む、いわば保温の状態
これに対して電熱アイテムは、電気ヒーターを使った発熱だ。超小型のコタツをまとったようなバイク生活で、
冬をぽかぽかと乗り切ろう!

技術が進化した最新型は
絶大な効果が得られるぞ

技術が進化した最新型  ちょっと前まで、バイクに関連した電熱ヒーターといえば、グリップヒーターとシートヒーターが主流。電熱ウエアも存在していたが、費用対効果や使い勝手の悪さなどから、あまり注目を集めることはなかった。
 ところがここ数年で、電熱ウエアの世界は大きく進化。あっという間に、冬の大定番になろうとしているのだ。これらのウエアは、電気の力で発熱するヒーターを内蔵していて、つまり超小型のコタツを着て走るようなもの。その幸せを知って、手放せなくなったライダーは多い。
 グローブを除く電熱ウエアのほとんどは、ミッドまたはインナーレイヤーとして使う。これは、デッドエアを温めるということではなく、逆にカラダとの間に空気の層をなるべくなくすことで、ヒーターの熱がカラダに伝わりやすい状態にするため。ヒーターが搭載された部位を直接温めることはもちろん、背中などを広範囲に温めれば、血液が循環することでカラダ全体に効果が伝わることも大いに期待できる。
 また、電気の力によるヒーティング効果が得られることから薄着が可能だったり、カラダが温められて柔軟になったりすることから、運動性の向上も望める。そういう意味で電熱アイテムは、安全性につながる装備でもあるのだ。

e-ヒートインナーベスト
RSタイチ RSU981
e-ヒート
インナーベスト
価格:1万2960円
サイズ:S〜XXL、WM(XXLは黒のみ、WMは灰以外)
カラー:灰、黒、紺
強くて熱伝導性に優れるカーボンファイバー製ヒーターを、電熱効果をもっとも感じやすい背中部に、大きく配してある。購入時に電源供給方法を選択できるハイブリッド式だ。
e-ヒートプロテクショングローブ
RSタイチ RST604
e-ヒート
プロテクショングローブ
価格:2万8620円
サイズ:S〜XXL、W(XXLとレディースは黒系のみ)
カラー:白、灰、黒、黒×赤
手の甲部と指横部に、強靭なカーボンファイバー製電熱ユニットを内蔵。防水透湿素材や発熱素材も採用している。充電池式だが、オプションで車体から電源供給もできる。
e-ヒートUSBウエストウォーマー
RSタイチ RSX146
e-ヒートUSB
ウエストウォーマー
価格:6372円
サイズ:S/M〜L/XL カラー:黒
スマートフォンなどの充電に使う汎用のモバイルバッテリーを電源に使う、お手軽に電熱生活をスタートできるウエスト部の電熱ウォーマー。3段階温度調整式は、RSタイチ全製品共通だ。

車体バッテリーか、充電タイプか・・・

電熱ウエアの電源供給には、ウエアに搭載した充電池を使うタイプと、車体のバッテリーとつなぐタイプがある。前者は、わずらわしい配線の必要がないが、連続駆動時間に限りがある。後者は、あまり多くの電気系アイテムを同時使用すると車体への負荷が心配だが、ロングツーリングでも時間を気にすることなく効果を得られる。

電熱ウエアの電源供給
電熱ウエア
電気の力で、ウエアに内蔵されたヒーターを発熱させてカラダを温めるのが電熱ウエア。多くの製品が、ヒーターの力にだけ頼るのではなく、防寒ウエアとしての基本性能も備えている。
電熱グローブの効果
気温10度の状態で、左手に一般的なウインターグローブ、右手に電熱仕様であるRSタイチのeヒートグローブを装着。30分後に、肌の表面温度を計測したのが右のサーモグラフィだ。電熱グローブの効果が、一目瞭然でわかる。
インナーシャツ
モバイルワーミング
インナーシャツ
価格:1万1880円
サイズ:XS〜L カラー:黒
遠赤外線と超極細金属繊維をハイブリッドさせた電熱方式で薄さと温かさを両立。胸部と背中にヒートパネルを備え、これを専用の充電池で作動させる。4段階温度調整式だ。
インナーパンツ
モバイルワーミング
インナーパンツ
価格:1万4580円
サイズ:M〜XL カラー:黒
インナーとしてはくスパッツタイプお電熱アイテム。膝部と後腰部にヒーターパネルを搭載。シャツと同じく、4段階温度調整式の専用バッテリー駆動式。最長10時間作動する。

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