ライダーがバイクに求めることは数多い。その中でも特に重要なのが燃費だ。
ライダーのお財布事情と直接リンクする燃費は、そりゃ〜良いに越したことはないのだ!
円安だ! 賃上げだ! と最近はニュースで景気回復を伺わせる話題も多い。ところが、こうした経済の動きは必ずしもライダーにとって良いことばかりではない。なぜなら、バイクに必要なガソリンは輸入品であり、いま以上の円安が続くとガソリン単価が高騰することも十分あり得る。
「じゃあどうするよ?」と考えたときに「バイクに乗らなければいいさ」という人は皆無だろう。ほとんどの人は「燃費が良いバイクならお財布への影響も少ない!」という結論にたどり着くハズ。ほとんどのメーカーは、カタログスペックに定地燃費の値を記載している。特殊な状況下での試験であるため、その数値をそのまま公道に当てはめることはできないが、各社の試験はお上が定めた一定条件の下で行われているため、その数字を比べてみれば、ある一定の評価が下せることになる。ここでは原付から中型、ビッグバイクまで特にスペック上で低燃費を実現した車両をチョイスした。いま買うならキーワードは『低燃費』である!