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KAWASAKI NINJA 250R

新車価格53万3000円
平均中古相場45.5万円

SPECIFICATION
エンジン水冷4ストロークDOHC4バルブ・2気筒
排気量248cc
最高出力23kw(31ps)/11,000rpm
最大トルク21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm
ミッション常時噛合式6段リターン
全長×全幅×全高2,085×715×1,110mm
ホイールベース1,400mm
車両重量168kg
シート高775mm
燃料タンク容量17L

スタイルは最新なれど中身は良い時代のそれ

 バイクは走ってなんぼ。異論はない。でも、その走るステージに人間を引きずり上げるまでが実に難しい。「面白いですよ〜」と、単純に人に勧められるか? いくら安全運転に徹したとしても、危険が伴う乗り物なのだから、やっぱり難しい。本人の、絶対乗りたい! って気持ちが当然一番重要になってくる。で、ニンジャ。カッコいいです。このスタイルで「乗りたい〜!」と思って免許を取った人が多くいる。250クラスではしばらく見られなかった現象。その力が、ライバルメーカーを動かし、今の状況を作ったきっかけになったとしたら、その功績はあまりに大きい。では、肝心の中身を見てみよう。
 実は、意外と古臭い。フラッグシップのレーシングベースモデルにカッコは似ているけれど、フィーリングは90年代。いや、80年代か? ハイテクなんて何もない。でも、だから良いんです。エンジンは程良くダル。ハンドリングも、舵角が遅れてついてくるようなイメージで、ライダーが感覚を合わせやすい。カッコ良いだけじゃなく、操る楽しさも持ち合わせている。軽快だけれど、クイック過ぎない。だからライダーが積極的に操作していける。
 それから、エンジン。低速トルクは薄めながら、高回転まで回すほどにパワフルに。そのアナログのキャブレターチックな回り方がカワサキらしくて気持ち良い。はじめはカッコで選んだライダー達が、「走ってなんぼ」と意識を変えてくれたら嬉しい。そして、ニンジャはそれが出来るバイク。
 発売から4年。ライバルマシンが出揃ったなかにいて、ニンジャの魅力はいまだに色褪せちゃいない。

フルカウル

本格的フルカウルがカッコイイ

車体を覆うカウリングの本気度は250クラスではピカイチ。そのマジな作り込みによって250クラスとは思えないほど立派な車格を演出している。このスタイルに魅せられるライダーも多いはず。

ペタルディスク

純正でペタルディスク装備!

フロントブレーキはスポーティな雰囲気満点のφ290mmのペタルディスクを採用。初期の握り込みからコントロール性も良く、街中から峠まで十分な制動力を発揮してくれる。キャリパーは2ポッドを装備する。

マフラー

元気な走りを演出するマフラー

2in1方式を採用するマフラーは、2010年型からサイレンサー部がブラックアウトされた。高回転まで回すと、ツインらしいサウンドでライダーの気分を盛り上げてくれる。

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