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250 SPORTS
[エンジン形式]
水冷単気筒DOHC4バルブ
[排気量]
246cc
[最大出力]
20kW(27ps)/8,500rpm
[車両重量]
161kg
[エンジン形式]
水冷並列2気筒DOHC4バルブ
[排気量]
248cc
[最大出力]
23kW(31ps)/11,000rpm
[車両重量]
168kg

 軽量コンパクトな車体と扱いやすいパワー、スポーツ心をくすぐるデザイン性などで最近人気の250スポーツ。その代表格がニンジャ250RとCBR250Rだ。
 250ccクラスはかつてレーサーレプリカ全盛時代の華的な存在。NSR250やKR250など2スト勢の圧倒的パフォーマンスもさることながら、4ストでもCBR250RRなどは並列4気筒を搭載、45psを絞り出す憧れの超高性能マシンだった。時代は変り、今の250スポーツは幅広いニーズに応える汎用性とスポーティさ、環境性能を備えた新時代のグローバルモデルとして期待されている。  ニンジャとCBR、ともにメーカーの看板を背負ったネーミングだが、乗ってみると過激さはなく、実に扱やすく洗練されている。
 並列2気筒を採用するニンジャのほうが若干大きく重く感じるが、その分ハンドリングは大らかで出力特性も高回転型。回すほどパワーが出てくる感じは4気筒にも似ていて、トップスピードの伸びはCBRに勝る。大きめのフルカウルのおかけで高速走行も楽だ。
 CBRは単気筒らしいスリムな車体でハンドリングも軽快。小回りも利く。ニンジャより低中速寄りで、ミッドレンジの弾けるトルクをうまく使って走ると楽しいし、ニンジャに遜色ない走りができる。クラスを超えた上質感漂うエクステリアも魅力だ。また250クラスとしては世界初となるコンバインドABSがタイプ設定されている点にも注目したい。
 ツインかシングルかで出力特性の違いはあるが、あとはデザインやメーカーの好みで決めれば間違いないだろう。

【テスター/佐川健太郎】

エンジン
新開発の
4スト単気筒を搭載
低中速トルクに優れる水冷4ストDOHC4バルブ単気筒250ccエンジンを、しなやかさと高い剛性を両立したトラス型鋼管ダイヤモンドフレームに搭載。
シート
タンデムにも対応する
快適シート
本革風の質感を持つダブルシート。リア側センター部分の隆起はホンダ独自のエルゴノミクスに基づく。樹脂製のグラブバーが快適なタンデムを実現。
フロントマスク
外観は上級モデルと
共通イメージ
コンパクトに見えて防風性能はなかなか高く、高速クルーズでも疲れにくい。ZX-10Rの流れをくむデザインが「ニンジャ」シリーズをアピール。
ペタルディスク
強力で扱いやすい
ペタルディスク
上級モデル同様、前後にペタル(花型)形状のブレーキディスクを採用する。シングルディスクでも利きは十分で、入力もコントロールしやすい。

Ninja250Rは発売から4年が経過し、中古車も豊富。中にはカスタムが施されているモデルもあり、予算と好みに応じて選ぶことができる。また、CBR250Rは2011年3月発売だが、すでに中古車も市場へ出回っている。コアとなる価格帯は新車販売価格に近いが、自賠責保険が付いているモデルを選べばよりお得だ。

HONDA CBR250RR
中古相場/32.8万円
1990年、CBR250シリーズ最終形として登場。フレームや外装、足回りも一新され、当時ホンダの最新技術を投入した超高回転型4気筒エンジンは15,000rpmで45psを発揮。いまだファンが多い。
ホンダ CBR250RR

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