古くからスポーツバイクメーカーとして熱狂的なファンを持つドゥカティは、近年ではこれまでにないカテゴリーへの挑戦を続け、新たなファン層を獲得している。特にストリートファイターやハイパーモタードなど、スーパーバ イクとは異なる強烈なインパクトをアピールするモデルも記憶に新しいが、いま一番の旬は発表されたばかりのディアベルだろう。Lツインを搭載するド迫力のクルーザーは、カスタムシーンでも大きな盛り上がりを見せそうである。


Diavel
クルーザーといえども走りの性能に拘るのがドゥカティ。見た目からは想像できない鋭い走りを楽しむ事ができる。
全長2,257mmとクルーザーらしい体躯はもちろん、そのデザインワークもイタリアンブランドならではの個性を持つ。メーターパネルもそのひとつで、視認性と視覚的な楽しさを演出している。
◎価格 185万円
◎カーボン 219万円
昨年モデルチェンジしたムルティストラーダ。DTCによるマップ変更により、オンからオフまで道を選ばず走れるオールラウンダーである。
4種の車両キャラクターを楽しめるDTC(ドゥカティ・トラクション・コントロール)はメーター上で常にどのモードか確認できる。
サスペンションの特性もDTCで変更するため、前後サスペンションには配線が導かれる。ボタンひとつで変わる車体特性の違いはとても分かりやすい。
Megelli
新進気鋭メーカーが送り出すエキサイティング・シングル!
メガリジャパン http://www.megelli.jp/
イギリスのメガリ社は手頃な価格でスポーツバイクを提供する新進気鋭のブランドである。先ほど日本導入がアナウンスされたシングルスポーツ車の250Rはまさにその代表格で、ホンダCBRとガチンコでライバルとなる車両といえる。走りの性能はもちろん、スタイリッシュなデザインも魅力の一台だ。
現在は日本国内での販売を目指し、FIの設定を調整している段階だ。正式な国内仕様が完成したら改めてお伝えしよう。


Megelli 250R
単気筒らしいパンチあるエンジンは、全開できる楽しさが何よりのポイント。また、溶接の美しいパイプフレーム&スイングアーム、星型のキャストホイールなど、所有欲を満たしてくれるデザインも素晴らしい。
◎価格 39万9000円(予価)
MV AGUSTA
憧れの名車ブランドが身近になってきた
MV アグスタジャパン http://www.mv-agusta.co.jp/
その卓越した技術力と、時を経ても色褪せないデザインで世界中のライダーが憧れるMVアグスタ。超高級ブランドとしても知られているが、最近では手頃な価格帯の車両も登場し、身近なブランドになりつつある。特に今回発売されたブルターレ920は、なんと130万円台でアグスタを楽しめるのだ。
パワフルな921ccのエンジンはマレリ製ECUで制御され、官能的なフィーリングを堪能できる。フレームの美しさもアグスタならでは。
ヘッドライトとウインカーはデザイン変更を受けているが、初代から続くブルターレらしさはそのまま引き継がれる。