【スクータータイヤ交換】ヤマハビーノ タイヤ交換、オイル交換(ミッツ・ハーの作業実績 2023/12/10)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2023/12/10 19:36:08 更新【スクータータイヤ交換】ヤマハビーノ タイヤ交換、オイル交換ヤマハ ビーノ

作業実施日 2023/12/10

ヤマハの原付スクーター ビーノのリアタイヤ交換とオイル交換でご入庫いただきました。

マフラーを外し、リアインナーフェンダーをずらすとホイールを外す準備が整います。 ホイールを留めているセンターナットを緩め、車体からホイールを外します。

使用するのはダンロップ製タイヤ。 スクーターの定番ともいえるRUNSCOOT-D307を選びました。 ダンロップ、ブリヂストン、IRC、ミシュラン、ピレリ等、様々なタイヤを取り扱っています。 毎日の通勤などの実用車で耐摩耗性を重視したい方、雨天時のグリップを優先したい方、晴天時も含めて運動性能やグリップといったスポーツ性能を優先したい方など、オーナーのご希望をお伺いして最適なタイヤをご提案します。

とりはずしたタイヤと新しいタイヤと並べてみると… よく使いましたね。 もう少し早く交換しても良かったでしょう。 減ってるということももちろんですが、なによりも形が違います。 オートバイは曲がる際に車体をバンクさせます(寝かせる)ので、これだけ角の丸みが無くなったタイヤだとかなり操安性が悪化していたと思います。 道路もセンターラインから左に向かって下がるように角度が点いていることが多いので(いわゆる道路はカマボコ型が多いです)それだけでも乗りにくかったと思います。 アスファルトでもわだちなどのくぼみがあるときにハンドルを取られやすくなっていたことでしょう。

ホイールからタイヤを外し、空気を入れるバルブ(チューブレスバルブ)を交換。 このバルブはホイールからタイヤを外してからでなければ交換できません。 一般的なスナップインバルブは根元がゴムですので折れます。 経年劣化すると空気圧を測定する際に力が加わると折れます。 ひどくなると力を加えなくても折れます。 折れたら一気に空気が抜けます。 急にそんなことになったら困りますし、それを直す(交換する)為にタイヤを外すのも時間の無駄です。 と言うことでタイヤ交換時にはスナップインバルブは同時に交換します。

新しいタイヤをホイールに組み、空気圧を適正に調整。 交換直後は新しいタイヤが馴染むと空気圧が低下することがあります。 交換してから1週間から2週間後に再度空気圧を点検しましょう。 タイヤを組んだホイールを車体に戻す前に、タイヤ交換したからこその点検。 普段は見えない箇所もホイールを外していると点検可能です。 ホイールにはベアリング。 ドライブシャフトにもベアリング。 ブレーキシューも見えます。 ブレーキシューの摩耗カスがありますので清掃し、ブレーキのカム部分をグリスアップ。 ベアリングは動きも悪くないしがたつきもなし。 ドライブシャフトには錆が見られますので真鍮ブラシを使って清掃しグリスアップ。 ブレーキシューの摩耗状況は…次回のタイヤ交換時に同時交換ですね。

一台でも多く、早く作業をこなさなければいけない量販用品店さんとは異なり、ミッツ・ハーでは交換時にご依頼された作業時に各部を点検していきます。 タイヤ交換のご依頼だからといってタイヤ交換をして終わりではありません。 同時にタイヤ交換時だからこそ点検できる個所があるのです。 その為、タイヤ交換でも車両をいったんお預けいただいて作業を行います。 交換だけなら20分で終わりますが各部を点検整備し、場合によっては部品交換のために数日間車両をお預かりすることもあります。 詳しくはお問い合わせください。

ホイールを車体に装着し、マフラーも装着します。 直ぐにエンジンを始動し排気漏れをチェックしつつ、エンジンオイルを暖めるために暖機運転を行います。

オイルが暖まった頃を見計らい、オイル交換を行います。 オイルが冷えていると抜けがわるくなるため、できるだけ温度をあげてオイルをやわらかくします。 50ccはエンジンの発熱量が少ないため、特に短距離・短時間の走行を繰り返すとエンジン内部に結露が発生します。 エンジン内の水分はエンジン内部(ピストンリング等)を錆びさせ、オイルを希釈させてしまいます。 その為、短距離・短時間走行中心の使い方の方は走行距離に関係なく半年毎に交換を強く推奨します。 もちろんたくさん走る方は半年を待たずに交換してください。

原付車両なら1500キロ〜2000キロ以内で交換を推奨します。 特にスクーターは常時エンジンが高回転で稼働します。 排気量が小さいほど、高回転化しなければ出力(パワー)を発揮できないので仕方ありません。 しかしながら入っているオイル量は1Lにも満たず、こちらのビーノでは800cc未満程度しか入っていません。 こうしたことから大排気量車以上にオイルの劣化は早いので注意が必要です。 1500〜2000キロの走行、あるいは半年が経過すれば各部が劣化している可能性があります。 たくさん走る方は摩耗による劣化が心配ですし、あまり走らない方は可動部の固着などが気になる部分です。 その為、オイル交換の際は定点観測的に各部を点検しておきましょう。 今回は交換しなかったフロントタイヤの空気圧も点検・調整します。

タイヤ交換とオイル交換が完了した後は仕上げに洗車をおこなって作業終了です。 洗車はサービスと言うことではなく、車両全体を手で直接さわることによる点検。 触診です。 目視だけでは気付かなかった部品のゆるみ、脱落、欠品、破損を見つけることが出来ますので隅々まで洗車します。 点検はどのようにしたら良いですか?と聞かれることがありますが、手であちこちを触りながら洗車しましょう。 オイル漏れなども見つけやすいですよ。 オートバイも綺麗になって一石二鳥です。 この度はご用命いただき、ありがとうございました!

対象車両情報
メーカー・ブランド
ヤマハ
車種
ビーノ
作業実績タグ

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5.0

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