2023/09/30 17:11:58 更新【ヤマハSRX600】車検整備、フロントフォークオイルシール交換、燃料タンクキャップ交換、燃料コック交換、ガソリンタンク水抜き、バーエンドウェイト交換ヤマハ SRX600
ヤマハSRX600の車検、ならびに整備です。 車検時にはヘッドライトの光軸調整を含む各種点検を実施。ドライブチェーンの清掃、注油、調整を実施し、車両全体を洗車して綺麗に仕上げます。 特にオイル漏れなどのチェックも兼ねて下回りを入念に洗車します。 ご納車前にはガラスコーティングも実施! 基本的な車検整備費用(車検点検整備費用11,000円、車検代行費用22,000円)に含んでいます。


経年劣化により折れかかっているハンドルのバーエンドウェイトを交換します。 旧いオートバイではありますが純正部品の在庫がありましたので新品に交換です。

フロントフォークからオイルが滲んでいまいた。 本来、フロントフォークのオイル交換は定期的に行うべきものです。 しかしながら何年間も交換していない方も珍しくありません。 オイル滲みが見られた際は故障したとネガティブに考えず、ちょうどオイル交換をする良いきっかけだと思ってください。 もちろん定期的に(車検毎などに)交換するのがベターで、当然ながらオイルシールも交換します。 こうすることによりフロントフォークの動きがスムーズになることを体感できるはずです。

写真はフロントフォークのオイルシールとダストシール、クリップです。

燃料タンクキャップが変色しています。 燃料タンクキャップのパッキンが痩せてしまい、揮発するガソリンによって変色したようです。

見た目が悪いだけでなく、ガソリンが揮発しているので大変危険です。 オーナーが気を付けていても、近くでタバコを吸う人がいれば火災のリスクもあるわけです。



こちらもメーカー在庫のある部品でしたので交換します。


燃料コックもガソリンが滲んでいました。 これも同様に見た目が汚いうえに危険ですので交換します。

これは車体横の見えるところにある負圧式の燃料コック。 負圧式ですのでOFFは無く、ON、RES.(リザーブ)、PRI(負圧カット)の切り替えコックです。 SRXの場合、これとは別に燃料タンク下にもコックがあります。

このコックはON/OFFの切り替えコックです。

燃料ホースと共にこちらのコックも新品に交換します。 この作業の時に燃料タンクからガソリンを抜いたのですが、大量に燃料タンク内に水が溜まっていました。 ガソリンタンク内には満タンでないときに空間ができ、そこに結露が発生して水がたまることがあります。 もちろん屋根のないところで保管している車両は雨水が混入することもあります。 燃料コックはタンク下部に装着されており、RES時はタンクの一番下の部分からガソリンを吸い込んでエンジンに送り込みます。 このときにたまった水をエンジンに送り込んでしまうことがあります。 水はガソリンより比重が重いのでタンク下部に溜まります。 エンジントラブルだけでなく、燃料タンクの錆の原因にもなりますので定期的にガソリンタンク内の水抜きをしましょう。 尚、水抜き剤の使用はNGです。

抜いたガソリンです。 上部とその下で色が違います。 上の層がガソリンで、カブが混入していた水です。 このように分離しますので、オートバイを静止した状態で水抜きを行います。

タンクの水抜き、燃料コックとタンクキャップを交換し奇麗になりました。

車検終了後は奇麗に磨き上げます。 車両各部を洗車することにより、細かな部分も目視ならびに触診で点検することができます。 奇麗にしている車両はトラブルも早めに見つけることができますよ。

当店はヴィプロス製品の取扱店です。 お気軽にお求めください。 仕上げにヴィプロスのクリーンイノベーターでガラスコーティングを実施します。 ガラスコーティングですが、クリーニング効果もありますので愛車の洗車に役立つアイテムです。 バイクのみならずヘルメット等にも使えますし、ミラーシールドにも使える優れものです。