エンジン始動しないインジェクションモデルRTL260F(キックスタートの作業実績 2022/11/15)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2022/11/16 15:03:23 更新エンジン始動しないインジェクションモデルRTL260Fホンダ RTL260F

作業実施日 2022/11/15

突然エンジン不調になり、とうとう最後は始動しなくなったホンダRTL260Fの修理です。 かねてより低速時の息つきのような?燃料切れのような?低速時のエンスト、再始動不良でのエンジン不調の症状。 おそらく燃料系統の不調により始動性困難になっていると考え燃料系統から点検作業を進めます。正確な判断としてECUスロットルBODYからの電気信号によるインジケータの点灯ランプの回数でおおよその場所を特定していきますが、今回は接続しての信号が全くでない「良好」で問題のある部位は見つかりません。 こうなると得意の修理パターン。経験とあてにならない「感」で原因究明するしかありません。

ということで10年近く交換していないフエルポンプを新品にします。作動テスト、配線間違いないか、配線接触等々をチェツクしながら組み込みます。これで何とかエンジン始動し一安心。修理前よりアイドリング回転が上昇したので基準値に調整。長期使用で微妙な変化があった感じ。

始動性はまずますの感じで治ったので数回のテスト走行。力強さも出た感じだったので始動性不良は「フエルポンプ」と決めつけて一件落着、、、 もつかの間。 またもやの始動不良。ではなく、全くエンジン始動しない続編となりました。

配線加工で軽量化と経年でIGコイルへの配線が根元から「折損」しているのを偶然発見。これが折損していたIGコイルへの配線、根本付近で折れてました。

最近の「不調」原因究明なる! 突然のエンスト、始動不良、低速域での息継ぎのような症状、燃料切れのような症状等々。 思えばこの配線が切れかかってた訳です。表面上は何ともなく内部断裂で僅かに導通不良を引き起こしていたようです。ECUスロットルBODYからの信号でも検知しないので目視と手作業による究明しかありません。

廃棄処分のワイヤハーネスから1本だけ抜き取ります。IGコイルへつながる一番左下の黄色線です。
本来はハーネス丸ごと交換ですが、、、これでラバーとカバーを装着すればOKです。

これで「エンジン始動」 しません!!!!、、、。 かかりそうな気配でプスプスと頼りない始動症状です。 てことは配線以外にも問題アリ。

キックして「火花」は出ています。
燃料もスパークプラグが濡れてますので燃料ポンプは作動しています。プラグ外しキックで「クランキング」するとガソリン臭がします。
てことはスパークプラグを「新品良品」に交換です。キック数回「無事エンジン始動!!」店舗裏でテスト走行と再始動性を確認し無事終了となりました。
整理すると
正しい修理方法とはかけ離れてましたが
疑いある所は全て点検、怪しい部品は「交換」という手法での完成でしたが「これしか道がない」のが欠点ですが
経年劣化(ワイヤハーネス、燃料ポンプ)とまさかの「スパークプラグ」が原因の修理内容でした。
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
RTL260F
作業時間目安

3時間

作業実績タグ

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4.8

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