ビッグネイキッドをけん引する
CBシリーズ進化の歴史・代表モデル編
CBの歴史は、バイクの歴史そのものに近しいのは右のとおり。よってここでは、一般ライダー向けとして、そんなCBシリーズにおける「最低限知っておくべき知識」を整理して図解してみる。ニッポンのビッグネイキッドの代表CBシリーズの進化はこれでバッチリだ。
新車も中古も多様な選択肢リッタークラスCBシリーズ
リッタークラスのCBとして現在のラインナップの元祖といえば、ドリームCB750FOURといえる。大ヒットとなり'70年代のナナハンブームを巻き起こしたその中心だった。今でも愛好家が一生乗り続ける形で愛でている姿を見る。次にブームのバトンを渡されたのが、CBFシリーズだ。'79年発売だが、'80年代を代表するシリーズとして、今でも根強い人気。そして'90年代に現行シリーズの系統となるCB1000SFが登場する。時代を整理するとこのCB1000SFの登場以前のモデルに熱狂的なファンと稀少性も加わりプレミア価格がついているのだ。今回定義する「今、普通に買えるCB」はこれ以降となるので、CBシリーズとして一括りに検討をしてはいけない。年式・価値・価格のバランスが取れているのは、'92年登場のいわゆる「スーパーフォア」からだ。毎年安定した販売実績とその性能への評価も高い。状態もあるが販売店と相談すれば、確実に納得の一台に巡り合えるはずだ。