リヤ側からウインカー交換を始めた。ウインカーの配線を追いかけたら、シートカウル内側のラバーホルダーに保護されている配線ターミナルを発見。最近のモデルは作業がし易い。
配線カプラを抜き取り、リヤ側ウインカーを取り外す。一度に両方とも取り外さず、片側ずつ交換しよう。純正の金具は再利用しよう。この金具が締め付けトルクを安定させる。
新LEDウインカーを車体に取り付けて固定し配線を接続する。念のために配線保護用のビニールチューブを利用した。締め付けは平ワッシャ、スプリングワッシャ、ナットの順だ。
LEDウインカーのボディーを車体に締め付け固定したらあくまで暫定的に配線ギボシを差し込む。そしてキーONにしてウインカースイッチを入れる。点灯すればOKだ。
配線を接続してウインカーが点灯すれば良いが、点灯しない場合はギボシ部分で配線を入れ換えてみよう。LEDの極性合わせだ。次にヘッドランプを外して配線を差し換えよう。
フロントウインカーも片側ずつ交換して配線を差し込み、スイッチONでLEDが点灯するか確認しよう。ウインカーの座金は前後で異なっている。舌付丸ワッシャが前用だ。
やはりLEDの極性が違うとウインカーが点灯しないのでそんなときには、ギボシ部分で配線を入れ換える。入れ換えで点灯すれば問題なしだ。いよいよリレーの交換だ。
シートカウルの左側前方の膨らんだ部分の内側にレイアウトされているウインカーリレー。まずはパーツにダメージを与えないようにシートカウルを浮き上がらせるようにしてみる。
シートカウルの内側にウインカーリレーが組み込まれているため、ラバー製マウントホルダーと一緒にウインカーリレーを引っ張り出して取り外す。ここも簡単にできるはずだ。
右側がポッシュフェイス製のLEDウインカーリレーで、左がホンダCB1300SF純正ウインカーリレー。見ての通りほぼ同じ部品のように見えるが右はLED対応部品だ。
取り付けと配線の取り回しを終えたらLEDウインカーが正しく機能しているのかを確認しよう。フロントはスモール球対応でリヤは通常仕様。ハザードの点滅も問題なく交換作業は終了した。
※写真は商品参考です。
今や高輝度LEDマルチランプを採用したウインカーやテールランプは当たり前な時代に。LEDウインカーで定評のポッシュフェイスから発売されているキットには、専用のウインカーリレーが同梱。
参考価格:2万6400円(税抜)