
70年代に入ると日本車を筆頭にバイクは高性能化の一途を辿る。そんな中、レースで活躍する欧州の有力ビルダーがロケットカウルやテールカウルなどの外装キットの販売を始め、カフェレーサーのデザインは大きな変革の時期を迎える。
市販車でも72年に登場したカワサキのZ900や750SSは斬新なテールカウルを与えられ、60年代デザインからの脱却が図られた。こうして70年代中盤には世界的にカフェレーサーブームが巻き起こる。
70'sスタイルでは、フロントからリアにかけての流れるようなデザインが肝となるが、やはりそのお手本は当時のレーサーだったのである。

左はCB750エンジンを搭載するビモータHB1。フレームや外装は同社オリジナルデザインである。欧州70'sカフェを代表する1台。右はモト・グッツィベースでマーニが製作したスフィーダシリーズ。流麗なイタリアンカフェスタイルの代表格である。


- MADMAX
TRILOGY - ワーナー・ホーム・ビデオBD/5980円(3枚組・1〜3作収録)
http://www.whv.jp/
- 70'sカフェにピッタリなアイテム
- 映画『マッドマックス』の1作目はZやCBベースのカフェレーサーが数多く出演し、いまでも多くのマニアの心を掴む名作。また、70年代の雰囲気を再現するにはライダーの装備品も重要。タチバナのGT750は70'sスタイルにピッタリの一品である。
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- TACHIBANA CUSTOM GT750
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2万9400円/Size:M(57-58cm)・L(59-60cm)/Color:White,Black,Ivory/
http://www.tachibana-helmet.com/