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話題のNewモデル一気乗り
BMW G650GS

Text / Tomoya Ishibashi

BMWのGSらしいスマートなスタイリングが魅力。前19、後17インチながら標準シートでも170cm級で足着き性は問題なし。

全長×全幅×全高=2,140×890×1,310mm排気量652cc
車両重量196kg最高出力35kW(48ps)/ 6,500rpm
89万9000円

シャフト 程よいセッティングがうれしい
フロントフォークはφ41mm正立でストロークは170mm。リアは165mm。オンでもオフでも路面追従性が良く、乗り心地も良い。

エンジン あの単気筒が帰ってきた
水冷単気筒DOHC4バルブエンジンはドライサンプで、エンジン下のロードクリアランスも充分。マフラーは2本出しになった。

 以前ラインナップにあった650ccシングルシリーズの復活だ。BMWというとフラットツインに代表される重厚なツアラーというイメージだが、これはミドルクラスらしい軽快感があって、構えずに何時でも何処へでも行けるモデル。

 いわゆるビッグシングルの爆発力とか加速を味わう類いの物ではなくて、豊かなトルクを持つ温和な性格で、日本の細い田舎道やワインディングロード、都会を走るには最適。イヤな振動がなくスムーズで、いつの間にかスピードが乗っているとう感じで、スポーティに走れないわけではなく、無理せずに速いのだ。旋回性が強いわけでもないが、さすがにバンク角は充分にあるから、コーナリングも楽しめる。旋回中の安定感も充分で、車体は軽いから切り返しなども楽だ。

Tomoya Ishibashi Comment

BMWの純正アクセサリーは豊富で、その中でも容量可変式パニアケースはいい。幅で最大120mm変わるから、ロングツーリング用だけじゃなくシティユースとしても使える。軽さや扱いやすさが生きるのは細い道。高速道路を使わずにマニアックな下道ツーリング。そんなのが無理に思える東京起点でも、実は片道250kmぐらい山道・田舎道で繋げる。セカンドバイクというと格落ち感があるけれどコレなら遜色なし。複数台持つ趣味人も満足できる。

 キャストホイールだがフロントはGSらしく大径19インチで、このジャイロ効果とリムの細さで、荒れた舗装路でもガタガタせずに走破してしまう。それでいてオンロード寄りのタイヤはけっこうグリップが良い。乗り手がその気になれば、へたなオンロードモデルより山道は速い。林道ももちろんOKだが、タイヤがオン寄りなので速くではなく、景色や雰囲気を楽しみながらの速度にはなる。

 これならリターンライダーにも、体力・体格的にフラットツインはどうも、という人にもお勧め。むしろフラットツインを持っている人も、もう1台と欲しがるんじゃないだろうか。燃費も良い。価格もBMWとしてはお手頃。もちろんBMWらしい質感は随所に見られるから所有感も満たされる、全天候マルチパーパスモデルだ。

気になるライバル車

@全長×全幅×全高A排気量B車両重量C最高出力D新車価格E平均中古相場

BMW F650GS(旧型)

BMW F650GS(旧型)

元祖エフロクは今が買い時

@2,185×805×1,320mm A652cc B193kg
C37kW(50ps)/6,500rpm
D−E47万8000円

YAMAHA XT660Z Tenere

YAMAHA XT660Z Tenere

G650よりもさらにオフ志向

@2,195×760×1,130mm A669cc B215kg
C37kW(50ps)/ 6,250rpm
D100万円前後(参考価格)E91万5000円

HONDA XL700V Transalp

HONDA XL700V Transalp

ガチのライバルだが、日本ではレア

@2,250×905×1,305mm A680.2cc B214kg
C44.1kW(60ps)/ 7,750rpm
D110万円(参考価格)E97万6000円

SUZUKI V-STROM 650 ABS

SUZUKI V-STROM 650 ABS

新型登場で、旧型は相場が下がる?

@2,290×835×1,405mm A645cc B214kg
C50.5kW(68.6ps)/ 8,800rpm
D100万8000円(モトマップ参考価格)E93万5000円

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