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現状の世界最先端シングルはオフ&モタード!!
現状の世界最先端シングルはオフ&モタード!!
ホンダ CRF450

ホンダのコンペ系がスゴイ

ホンダ CRF450

ユニカムバルブトレインという独自方式のSOHCでエンジンの小型化を実現したCRF450。その独創性はさすがホンダ。

ホンダ CRF250X

昨年発表されたCRF2520のエンデューロレーサーがCRF250X。次期XRシリーズはCRF直系エンジンとなるのだろうか?

ホンダ CRF250X
ヤマハ WR250R

ヤマハ WR250R

アルミフレーム、水冷エンジン、FIとハイテクなWR250。このエンジンを使ったロードモデルが欲しい!

カワサキ KLX250

従来のエンジンにFIを搭載して販売しているKLX250。かつての過激さは息を潜めているが、乗り易さは○。

カワサキ KLX250

シングルの技術はオフロードの世界で磨かれる!

 長い間、オフロードの世界を中心に進化を続けたシングルエンジン。現在は世界各メーカーからレース用モトクロッサーやエンデューロレーサーが販売されていて、オフ好きのライダーたちに浸透している。
 近代モトクロスの世界に最初に4ストシングルを送り込んだのはヤマハ。90年代後半にYZF450を開発、AMAモトクロスで4スト初のチャンピオンを獲得すると、各メーカーもそれに呼応するかのように次々と4ストエンジンを開発、今でも激しい技術競争を繰り広げている。
 そんな中でもホンダのCRFシリーズは、エンジンにユニカムバルブトレインと呼ばれるバルブ騒動方式を採用している。他のメーカーが一機にDOHCヘッドを搭載する中で、ユニカムは1本のカムシャフトを用いるSOHC。しかしそれによりコンパクトなエンジンを生み出し、マシンの操縦性を向上させているのだ。
 また環境対策も市販車同様に進んでいる。旧来ではFCR-MXなどモトクロス専用のキャブレターを搭載していた車両も、現行車ではほぼFI化が完了しているのだ。

BMW G450X

BMW G450X

BMWが発売していた本格エンデューロ車がG450X。卓越した性能ながらも、公道走行が可能な貴重なモデル。

KTM 690SMC

いま買える4ストシングルでは最大排気量?のKTM690SMC。街乗りモタードとしては抜群の高性能と信頼性を誇る。

KTM 690SMC
ハスクバーナ SMS630

ハスクバーナ SMS630

高性能4ストシングルの代名詞的なメーカーがハスクバーナ。最近では街乗りを意識した車両も充実している。

ハスクバーナ TE630

どの排気量でもモタード、エンデューロの二本立てのラインナップを誇るハスク。オフ系ユーザーには信頼のブランドだ。

ハスクバーナ TE630
KTM EXC-F SIXDAYS

KTM EXC-F SIXDAYS

エンデューロコンペマシンEXC-F。名前の通り、SIXDAYSは特にエンデューロユースを意識したモデルだ。

外国勢唯一の非コンペ系?

BMW F650GS

扱いやすい特性のシングルエンジンを搭載していた旧F650GS。現行モデルは2気筒車となってしまった。

BMW F650GS

外国産シングルはコンペ系多数で超過激!

 競技専用のモトクロッサーと、それらをイメージさせる市販トレール車を併売するのは、メーカーとしては御馴染みの手法だ。国産メーカーの場合はその性能差が明らかであるが、海外メーカーの車両は一味違う。ほぼコンペモデル!?というほどの過激な性能を持つ車両も普通に販売してしまう場合も多い。それだけに個性としては物凄く際立っているが、その反面レーサー同様の短いスパンでのメンテナンスが必要となる場合もある。とはいえ、最新の4ストシングルの過激な性能を公道で味わいたいという人にとっては、外車の性能は魅力的に映るだろう。
 ただ、中にはツーリングや街乗りを強く意識した車両も販売されているため、用途に合わせた車両チョイスが可能だ。

ホンダ XR230

かつてのXR250系とは異なり、223ccの和み系エンジンを搭載するXR230。初心者にも乗りやすいバイクだ。

ホンダ XR230
ヤマハ セロー250

ヤマハ セロー250

多くのライダーをダートに向かわせた国産オフの名車中の名車。現行モデルはそのデザインもスタイリッシュ!

空冷モデルもまだある!

 モトクロッサーや市販トレールの世界でも、すでに20年以上に渡って水冷エンジンモデルがその中心に位置付けられるが、実はまだ空冷モデルも存在する。トレール車の大ベストセラー、ヤマハ セローシリーズはFIを搭載しながらも空冷に拘り進化を続けているし、ホンダ XR230は同社の223ccエンジンシリーズの派生モデルとして幅広い層に人気の車両である。また、原付2種に目を移せばカワサキのKLX・Dトラッカー125も親しみやすい空冷4ストシングルを採用し、原付2種市場で人気を博している。
 排ガスや騒音の問題で条件的には厳しい空冷モデルだが、昨今の技術を以ってすれば、その障壁もクリアできるようである。ぜひともこのまま生き残って欲しい!

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