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2011年、ロードスポーツシングルが来る!!
2011年、ロードスポーツシングルが来る!!
ホンダ CBR250R
ホンダ CBR250R

ホンダ CBR250R

ホンダが今春発売するCBR250R。水冷DOHCにFIを組み合わせ、最高出力は19.42kw(26.4ps)。車体デザインも現在のホンダを象徴するものといえる。

CBRがスポーツシングルブームを起こす!?

 これまで国内市場を沸かせるニューモデルといえば主に海外向けの大排気量スポーツバイクだった。しかし、そんな中でカワサキニンジャ250Rが同クラスでは久々のフルカウルという成り立ちで登場するや否や、大ヒットを収めた。誰もが飢えていた「250ccでスポーツできるバイク」の登場はそれほど衝撃だった。それに対抗するかのようにホンダが発表したのがCBR250Rである。並列2気筒のニンジャに対し、こちらはなんとシングル!そう、国内市場へ10数年ぶりにスポーツシングルが戻ってきたのだ!!
 VFRを思わせる上質なスタイリングにスリムな車体。エンジンのネタ元はあるにせよ、車体全てがこのクラスにハマるための新設計だけあって車体作りはかなりの本格派。見ているだけで軽快な走りが想像できる車両と言える。
 ニンジャ250の独壇場だった同クラスにガチンコ勝負を挑んだホンダ。その戦いが盛り上がるほどスポーツシングルへの注目は高まる。今年の250ccクラスからは絶対に目が離せないぞ!

メガリ 250RLC

メガリ 250RLC

イギリスのMegelli社が投入する250RLC。水冷OHCにFIを組み合わせるエンジン、そしてデザイン面でも強く個性を打ち出したスタイルは、世界中で大ヒットしそうな予感。こちらも今春発売である。

イギリスからの刺客!「Megelli」

 実は250ccクラスには、CBR以外にも注目すべきスポーツシングルが発売を控えている。それがイギリスはMegelli=メガリがリリースする250RLCだ。聞きなれないメーカーだが、メガリはイギリス新鋭メーカーとして、既に欧州や豪州の市場では大きな成功を収めていることからも、その車体作り、パッケージングには定評があるようだ。
 エンジンはOHC4バルブで最高出力はCBRの数値とほぼ同等らしいが、車重では乾燥重量で135kgと、ライトウェイトっぷりがかなり際立っている。特に車体の軽さが持ち味ともいえるシングル車にとってこの数値には非常に期待が持てるだろう。
 国内では4月下旬から販売が開始されるというが、その出来栄えがとても気になる一台といえよう。

KTM デューク125

KTM デューク125

水冷DOHC、ショートストロークエンジンは、11kw(15ps)、12Nm(1.1kgm)と125ccとしては十分すぎるスペック。車重は128kgと超軽量で、250クラスを食ってしまいそうな勢いを感じさせる。

KTMも本気のロードスポーツを投入!

 オーストリアのオフロードメーカーとして著名なKTMだが、ここ数年は世界GPでの活躍やRC8の発売などロードスポーツの世界でも高い評価を得るメーカーだ。そんなKTMが先ほど発表したのがこのデューク125だ。同社ロードスポーツの伝統デュークの名を持つだけあって、そのスタイルは超アグレッシブ。気になるエンジンの方も、オフロードマシンで培った高い技術を惜しみなく投入したホットなものが搭載されるはず。写真の佇まいからしても、125ccながら、上位機種を食ってしまいそうなほどのポテンシャルを感じさせる作り込みで、市場への投入が待ち遠しい一台だ。
 国内市場への導入は今年の春が予定されており、原付2種市場がさらに活性化しそうな気配である。

スズキ グース350

平均相場24.4万円

スズキ グース350

DR系空油冷エンジンを搭載するグース。当時最新の足周りを持つハイテクシングルだった。正立フォーク採用の250ccもある。

平均相場31.4万円

ヤマハ SRX600

スポーツシングルの代名詞がSRXシリーズ。ノーマルもヨシ、いじってもヨシと今でもシングルファンの心を掴む人気車だ。

ヤマハ SRX600
ホンダ GB400TT

平均相場23万円

ホンダ GB400TT

RFVC(放射状バルブ)搭載のXR400系エンジンをクラシカルなスタイルと融合させたGB。派生モデルで500cc版も存在する。

平均相場22.1万円

ホンダ CB250RS

XL250系のエンジンをコンパクトな車体に積み込んだライトウェイトシングルの代名詞的モデル。少しマニア向けかもしれない。

ホンダ CB250RS

かつてのシングルスポーツ

 80年代から90年代にかけて、国内市場にもスポーツできるシングルがリリースされている時期があった。ほとんどのモデルがオフロードモデルのエンジンをルーツに持ち、それをロード専用の車体に組み合わせることで走る楽しさを演出していた。今でも市場にはその時代の車両が数多く眠っている。スポーツシングルの市場が活気付いてくれば、往年の車両ももしかしたら値上がり?の可能性も否定できない。買うなら今が狙い目だ!

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