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よく「バイクは自由な乗り物だ!」なんて言われるけど、とくにフリーダムなのは、やっぱりオフ車系だ!日本にはまだまだ、未舗装や路面の荒れた道がたくさんあってオフ車系なら、そんな道に遭遇しても引き返す必要もなしより自由に、ファンライドできちゃうぞ! 文=田宮 徹 写真=宮崎雄司 取材協力=モトスポーツしどき TEL 0246-27-2538 ウェア協力=RSタイチ TEL 072-874-3268 ![]() オフロードバイクは、そのコンセプトや設計などによって、じつはいくつものジャンルに分けることができる。そこで今回の特集では、各ジャンルの特徴やお薦めモデルなんかを紹介しようと思う。 だけどその前にひとつ、頭に入れておいてほしいことがある。どのジャンルにも当てはまるのだが、滑りやすい路面を走るんだから当然だけど、「オフロード走行は、舗装路を走るより転倒の可能性が高い」という点だ。 だから、身を守る防具をきちんと装着してほしい。そうすれば、写真のようにハデに転んでも、本誌スタッフ・橋本(オフは超初心者)は、ケガなく楽しんでいた。 もうひとつ、転倒時にバイクを捨てる勇気を持ってほしい。最後までバイクを放さずに転ぶと、ケガにつながることが多い。 オフ初心者は転倒が怖くてカラダが固まって、それが余計に転ぶ原因になる。できれば、クローズドコースで小さいバイクに乗って、"走り方"と"転び方"の練習をしたい。これなら滑るのも転ぶのも、より安全に体験できるし、いつの間にか怖くなくなり、オフが楽しくなること請け合いだ。 専用のウエアはいるの?
オフロード走行用ウエアは、いろんなブランドから多数リリースされている。これらをそろえるのもアリだけど、オフでもっとも重要なのはウエアではなく、あくまでもプロテクター類だ! 上級者でもコースではモトクロス用ウエアを着るが、プライベートの林道走行では、アウターは汚れたり破れたりしても悲しくない安物のこともある。パンツなんて、ユニクロあたりに、けっこう代用できそうなのが売ってるし、ジーンズでも十分な気もする。 そのかわり、アウターの下にプロテクター類を装備。ヘルメットとブーツだけは、なるべく専用のモノ。これでも、林道なら十分にOKなのだ。 もっとも専用ウエアのほうが、プロテクターが標準装備だったり、機能性が高かったり、耐久性が考慮されている。便利で快適で丈夫な点も見逃せない。 どうやって走るの?
二輪の免許を取得してだいぶ経ってから「オフも走ってみたいなあ」と思った。そんな時、たまたま知人にオフのうまいライダーがいて、基本だけは教えてもらった。そのときに、こんなことを言われた! 「オフのライディングに、絶対的セオリーなんてない」と……。 これは、刻々と状況が変化する路面を、体格も腕力も異なるライダーがカラダ全体を使って走破するのがオフロードライディング。定番の乗り方はあっても、それが全シチュエーションで、全ライダーに適しているとは限らないってことを意味しているのだ。 大事なのは、とにかく乗ってみること。そして自分流のテクニックを、ひとつずつ手にすることなんだと思う。頭で考えるより、まずは土の上を走る。気がつけば楽しんでいる自分がいるはずだ。
基本ポジション
林道なら、基本は前席中間付近のシッティング(座り乗り)でもかまわない。もっともテールスライ ド時などは、なるべくシートの前方に座っているほうが、ライダーの振られる量が少なくていい。ヒ ジは、写真ほど極端でなくても上げ気味のほうが、ハンドルの振られに対して抑えがきく。
本格的にスポーツ系オフロードライダーを目指すなら!
オフロード走行では、舗装路を走るとき以上に、カラダ全体を使ってマシンをコントロールする瞬間が多いから、動きやすさやベンチレーション機能も大切。その一方で、プロテクション機能はしっかりと高めたい。オフロードライディング用に作られたジャケットやパンツで、プロテクター類が標準装備されている場合、あとはヘルメットとブーツのみをそろえれば大丈夫。林道では、岩などに足を打ちつけてしまうこともあるから、ブーツは頑丈なモノ(オフロードバイク用がベスト)がオススメ! ![]() ステップの上に立って、マシンをコントロー ルするのがスタンディング。荒れた路面で は、このほうがお尻が痛くならないし、ヒ ザのクッションをうまく使えば、頭も上下 しないから、乗りやすい! |
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