カワサキW650のマフラーをアールズ・ギア製のワイバンクラシックマフラーへ換装します。

ノーマルマフラーの取外しですが、それなりの重さなのでいきなり落ちないように注意して作業します。 左右が連結されていますが、これは分割可能。 エキパイからサイレンサーまでは一体構造ですから取り外すときはノーマルマフラーにジャッキなどをあてがっておくと良いでしょう。

装着するアールズ・ギアのワイバンクラシックマフラーは軽量なうえにエキパイ部分とサイレンサー部分が分割式です。 その為、脱着は容易ですが綺麗なマフラーなので傷をつけないように注意して作業をすすめます。

ノーマルマフラーは左右が下部で連結されていますが、ワイバンクラシックマフラーは左右独立型。 これにより鼓動感を感じる小気味よい排気音を楽しめます。

純正オプションのバンパー（エンジンガード）にも干渉せず、センタースタンドも使用可能。 オイル交換やフィルター交換もOKです（車種とマフラーによっては、マフラーを取り外さないと交換できないことがあります） 何よりもノーマルより約10キロの軽量化は大きなメリットです。 バネ下重量の低減により乗り心地や路面追従性も向上します。

作業中に付着した油分をしっかりとふき取り、脱脂してからエンジンを始動します。 そのままだと焼け色にムラができることがありますので。 全年式車検対応のマフラーですが音がずいぶん変わりました。 メーカー曰く「往年の名車W1の排気音を…という、ユーザーの声に応えて開発」とありましたが、なるほどと言う感じ。 アイドリングの音量はノーマルとそれほど変わらず静かなものの、音色は異なり小気味よい排気音が楽しめます。 アクセルを大きめにあけて加速する際の排気音は明らかにノーマルと異なり、重厚かつ渇いた弾けるようなエキゾーストノートを奏でます。 確かにW1などのバーチカルツインってこんな感じだよね…そう思える音が楽しめます。 ついつい加速を楽しんでアクセルをあけがちになりそうですが、くれぐれも速度超過には注意が必要です。