カワサキのＺ１０００ＭＫ２です。オリジナルの非常にキレイな個体になります。 今回はエンジン始動、走行は出来るのですがライト、テールランプ等電装系統の 不調で入庫しました。

各部配線類をチェックしていきます。 所々新しく引き直されている部分も有りますが、劣化している部分も有り ギボシからちぎれそうな部分やスリーブが切れてギボシがむき出しになっている 部分等修正していきます。

さらにヒューズボックスを見てみるとヒューズの装着部分が熱で変形していました。 ヒューズは切れてはいませんでしたが配線は経年劣化で針金のようにカチカチでおそらく 内部抵抗も高くなっていてスムーズに電気が流れにくくなって発熱していたようです。

そのままでは最悪車両火災やトラブルになるため硬化している配線部分から新たに配線を 引き直し管ヒューズからブレードタイプのヒューズに変更しました。 配線修正、ヒューズ修正等修理完成後は伝送系トラブルも復旧しました。