現行モデルは「電気系」が命!!バッテリー&ヒューズの位置を知ろう

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現行モデルは「電気系」が命!!バッテリー&ヒューズの位置を知ろう
バッテリー&ヒューズの位置を知ろう

スーパースポーツに限らず、現行モデルの多くは燃料供給や点火、セルスターターなど、電気の役割が非常に重要。愛車を購入したら、まずはバッテリーの位置を確認しておきたい。

HONDACBR250RRの場合 HONDA CBR250RR

今回、テストマシンとしてお借りしたCBR250RRはシート下にバッテリーを格納している。ただし、シートはワンタッチで外れるのではなく、工具が必要となっている。もしも出先などでバッテリーに異常をきたしてもすぐにチェックできるよう、車載工具でシートを外すことができるのかもあらかじめ点検しておきたい。

テストマシン

KIJIMA BattCheck

6380円

バッテリーの状態を知るためにシートを外して、いちいち電圧計で計るのは面倒。バットチェックなら、一度バッテリーに装着したら、あとはいつでもスマホでチェック可能!安心のバイクライフを送れるスグレモノなのだ。

KIJIMA BattCheck

バッテリー電圧をアナログ式メーターと数値で表示。知りたい情報をシンプルに表示してくれる。

KIJIMA BattCheck
KIJIMA BattCheck

バッテリーの状態を表示。充電が必要か、交換かなどもひと目で分かる。

KIJIMA BattCheck

電圧の変化をグラフで確認できる。期間は「1日」と「1年」の2パターン。

タンデムシート

タンデムシートはメインキーで取り外せるが、ライダー側シートは長めのラチェットレンチ(8mm)が必要。フェンダー裏側からボルトを取り外す。

ヒューズボックス

シート下にはバッテリーだけでなく、ヒューズボックスも格納されている。電気系のトラブルに見舞われたら、まずはシートを外してみよう。

電気がなければエンジン
だって掛けられない!

 スマートフォンの充電やグリップヒーター、さらに標準装備の電子機器など、現行モデルのバッテリーへの負担は増えるばかり。しかも旧車であれば、バッテリーが上がっても押しがけなど、エンジンを掛けられる方法はあったのだが、一般的にバッテリー点火やフューエルインジェクション採用モデルは、そもそもエンジン始動や点火にバッテリーの電力が必要なので、バイクを動かすことができない・・・。そう、現行モデルにとって「電力」は、ガソリンやブレーキと匹敵する重要な要素なのだ。
 そのため、何かあったときのためにバッテリーがどこにあるのか?どうすればアクセスできるのか?は、愛車を購入したときにまずチェックしておいてほしいポイント。クルマなら大抵はボンネットを開ければあるのだが、バイクは車種によって場所はまちまち。しかもアクセスするための方法もバラバラだ。ここに紹介するCBR250RRのように、工具が必要なモデルも少なくない。車載工具で足りるのか?専用に買い揃えなければならないのか?ということも確認しておこう。
 また、ほとんどのモデルでバッテリーの近くにヒューズボックスがあるはず。こちらも併せてチェックしておきたい。安心のバイクライフを送るためにも、忘れずに!

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