
&派生モデルの
おもな変遷
(車体色変更などを除く)
新たなトレンドを生んだNCシリーズは
短期間で深い
歴史を持つ!


NC700Xが新発売

先陣を切ったモデル
HONDA NC700X
ホンダ・ニューミッドコンセプトの第一弾として発売。鋼管製ダイヤモンド型フレームに、最高出力50馬力の669cc水冷並列2気筒エンジンを搭載。前後17インチホイールを履いたロードアドベンチャーモデルにまとめている。60km/h定地走行燃費は41.0km/L
中古相場価格●25~60万円


DCTを採用したスクーター型の
インテグラも登場


より普遍的なスタイルの
ネイキッドタイプも人気に
HONDA
NC700S
NC700Xと共通化されたフレームやエンジン、前後ホイールなどを使いながらネイキッド系に仕上げたNC700Sが、少し遅れて新登場。NC700Xと同じく、通常なら燃料タンクとなる部分に21L容量のラゲッジスペースを備え、まずはマニュアルクラッチ仕様がデビュー
中古相場価格●24~50万円


DCT&ABSを搭載した仕様が登場
NC700SにもDCT&ABS仕様が追加

DCT仕様もすぐに追加
HONDA NC700X
Dual Clutch
Transmission<ABS>
マニュアルクラッチ仕様やインテグラから少し遅れて、NC750XとNC750SにもDCT仕様が追加された。このDCT仕様のみ、ABSを標準装備。変速は、自動変速のDモードとSモード、任意変速のMTモードが選べ、自動変速時もスイッチによるシフトアップ&ダウンが可能
中古相場価格●35~75万円


クルーザーのCTX700Nが新登場



装備したCTX700も発売開始



をより熟成したNC750X/Sが登場

より力強いトルク特性に
HONDA NC750S
745ccに排気量が拡大され、従来の1軸バランサーを2軸化することで振動を低減。変速機のハイレシオ化や、DCTの変速特性変更も施された。NC750S/Xはメーターも熟成され、インテグラはアルミ製スイングアームを採用
中古相場価格●38~60万円



気軽な価格設定と
優れた低燃費性で勝負
初代NCシリーズは、「気軽に手が届く、大幅に価格を下げた大型二輪クラスのバイク」を開発当初の命題に掲げていた。その中で開発陣は、「走行性能も、日常で使い切れる程度の気軽に乗れるレベルにすることで、価格低減も図れる」という思想にたどり着く。そこからさらに発展して、「それなら、燃費性能は徹底的に追求して、どこまでも気軽に走り続けられるような仕様に・・・」と、開発の方向性が固まっていった。
一方、価格低減という点に関しては、シンプルな車体構成の採用に加えて、部品の製造方法などを徹底的に見直して効率化と省資源化を図り、海外からの部品調達も実施することで達成。NC700X、NC700S、インテグラと3機種を設定しながらも、エンジンやメインフレームだけでなく前後ホイールやブレーキなど多くの部品を共通化することで、開発と製造のコストを削減している。


ETC&グリップヒーター付きの
Eパッケージが追加
NCシリーズをベースにした
近未来スタイルのNM4-01が発売開始



ユーティリティボックスや
ETCなどを備えたNM4-02が登場



全11色のカラーオーダープランに対応



DCTを含む各部を熟成


スタイリングの大幅刷新で
シャープなルックスに変貌
HONDA
NC750X
NC750Xのスタイリングが一新され、イマドキの外観に。ヘッドライトやテールランプはLED化され、乗り心地に優れるデュアルベンディングバルブ仕様の前サスや、リヤサスのプリロード調整機構も採用した。DCT仕様は、Sモードが3種類にレベル設定できるなど熟成
中古相場価格●49~68万円


ETCとグリップヒーターは全車標準装備化



マフラーなどマイナーチェンジ



アドベンチャーのX-ADVがデビュー



ABS仕様へのトラコン追加やシートのローダウン化など
NC750SはABS搭載仕様のみに
X-ADVはトラコンや
オフロード走行対応のGスイッチを搭載


ABSを搭載したふたつの仕様に
トラクションコントロールを追加
HONDA
NC750X
2018年型のNC750Xは、ABSの有無が選べるMT仕様と、ABS付きのDCT仕様をラインアップ。ABSなしのMT仕様以外は、ETC車載器とグリップヒーターを標準装備し、2レベル+オフに切り替えられるトラコン機構が新採用された。シート高は800mmにローダウン化
新車価格●74万3040円~94万6080円
中古相場価格●48~70万円