日常ユースもしやすい等身大ツーリングモデルのNCシリーズはコテコテよりも“ちょい足しカスタム”がよく似合う!?
比較的シンプルな車体構成と装備を採用しているNCシリーズは、ユーザーが少し手を加えてあげることで、より満足度が高いモデルに仕上げられる。とはいえ、前後サスペンションやブレーキなどの運動性能に影響する部分をカスタムするくらいなら、最初からよりスポーツライドな設計が施された機種を選択するほうが手っ取り早い。「ブレーキパッドを交換するときに、より制動力が高い社外品へ・・・」というようなレベルにとどめておくほうが無難だ。一方で、積載性や防風性を高めるアイテムについては、自分がバイクを使うシーンを考慮しながら積極的に導入したい。それらの追加や換装により、NCシリーズはより快適で便利な、旅や日常の相棒となる。
1万7280円
ハードケースでも知られるイタリアのアクセサリーメーカーが手がける、2016年型以降のNC750Xに対応する大型スクリーン。低速域からエアロ効果を発揮し、街乗りからツーリングまで幅広く、ライダーの負担を軽減する。サイズは高さ485mm×幅400mm。 カラーリングはクリア
問:デイトナ
http://www.daytona.co.jp
3万240円
2016年型以降のNC750S/Xに装着できる、ホンダ純正アクセサリーのリヤキャリヤ。荷台面が比較的低めで、エンド部に大きめのコードフックを備えているため、荷物の積載がしやすい。タンデムライダー用グラブバーが一体化され、その握りやすさも追求されている
問:ホンダ
http://www.honda.co.jp/motor
5万4000円
車体本体のカギでトップボックスの開閉ができるシステムを採用。車両にマッチした形状で、35L容量を誇る内部には一般的サイズのフルフェイスヘルメットをひとつ収納できる。装着にはリヤキャリヤと、ロックシリンダーおよびロックボディが別途必要となる
ワインディングでのスポーツライドから高速道路を多用したツーリング、通勤通学を含めた街乗りまで、幅広い用途に対応できるカジュアルなラジアルタイヤとして、2017年から展開されているのがバトラックスTS100だ。じつはこの製品、基本的なスペックは2014年に登場した先代ハイパースポーツラジアルのS20EVO(現在はS21にアップデート)と同一。それでいて、実売価格は抑えられている。価格と性能のバランスに優れた国産ラジアルタイヤとして注目したい。