フルカウルモデルはカウルを外す必要があるのでメンテナンスしにくい・・・なんて思っている読者も多いのではないだろうか?ビギナーにやさしいニンジャ250なら、カウルを外さなくてもオイル交換が可能なのだ!
まずは車体右側のドレンボルトを緩める。使用するのは17mmのソケットレンチ。オイルが勢いよく飛び出すので、廃油受けは車体右側に少しズラして設置しよう。
サイドスタンドで傾けたままだと、エンジンオイルが抜けきらないので、車体を直立させる。なるべく多くのオイルが抜けるようにしたい。
エンジン前部、エキパイの横にある黒くて丸い突起がオイルフィルターだ。手で反時計周りに回すと緩むが、エンジンを掛けた直後だとエキパイは高熱なので要注意。
手で緩まないことも多い・・・。そんな時はフィルターレンチを使用する。持っていない人は、オイル交換前にあらかじめ確認しておくのが良いだろう。
オイルフィルターを取ると、ここからも少量だがエンジンオイルが出てくる。廃油受けや新聞紙(多め)を用意して、地面が汚れないようにしよう。
オイルフィルターは純正を使用してもいいのだが、社外品をいろいろと試すのも楽しいだろう。今回はデイトナ製スーパーオイルフィルター(1620円)を使用した。
締めるときにOリングがよじれてしまい、オイル漏れを起こすことがある。そのため、あらかじめOリングにグリス、もしくは新品オイルを塗布する。
オイルフィルターをセットし、ドレンボルトを締めたら、エンジンオイルをそそぎ入れる。今回はペットボトルを切って作った「自作ジョウゴ」を使用した。
まずは規定量のオイルを入れ、エンジンを始動。しばらく暖気したあとにエンジンを切り、バイクを直立させる。点検窓にあるゲージ内に収まればOK!