これを準備しておくと便利!
自分でオイルを交換するときは、市販の処理箱に廃油を染みこませ、可燃ゴミとして捨てるのが一般的。処理箱は二輪用品店やホームセンターで購入できる。オイル注入時には、ペットボトルをカットしてジョウゴにすると便利。
エンジンオイル交換
ドライサンプ方式のエンジンだが
オイル交換はまったく難しくない
空冷単気筒エンジンを搭載し、極めてベーシックなサスペンション機構やブレーキシステムを採用し、2010年型以降のFIを除けば高度な電子制御機構もほとんど使わないSR400は、バイクメンテナンスの基礎を学ぶ教材としても最適。カウルレスなので、エンジンオイル交換にも挑戦しやすい。
ただしSR400のエンジンは、ドライサンプというエンジンオイル潤滑方式を採用していて、鋼管フレームの一部をオイルタンクとして使用していることから、一般的なウェットサンプ方式と比べてオイル交換の手間はかかる。とはいえ、各作業そのものに難しさはないので、ぜひ方法を覚えてもらいたい。
なお下には記さなかったが、オイル&フィルターの交換時には、2ヵ所のオイルドレンワッシャーと、オイルフィルターのフタに使われるふたつのOリングを新品にすることが望ましい。これらは純正部品で用意できる。