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流行その1久しぶりにスーパースポーツが熱い!!999cc水冷並列4気筒エンジンやアルミ製フレームの基本設計部分を従来型から引き継ぎながら、最新を名乗るのにふさわしいフルモデルチェンジを受けたのがCBR1000RR。欧州仕様の最高出力は192馬力に引き上げられ、リチウムイオンバッテリーや市販モトクロッサーのCRF450Rに次ぐチタン製燃料タンクの採用、エンジンおよび車体各部の軽量化により、車重は15kg減の195kgとなった。電子制御関連ではIMU(慣性測定ユニット)を搭載し、このデータをトラコンやウィリーコントロール、上級版となるSP/SP2のコーナリングABSやセミアクティブサスの制御に活用。エンブレの制御機構やアップ&ダウン対応のオートシフターも備わる。 2015年の秋から開発中であることが公表されてきたGSX-R1000は、これまでなかった上級版のR仕様設定も受けながら、全面刷新で新登場した。スズキフィンガーフォロワーと呼ばれるロッカーアーム式の動弁系や、可変バルブ&ファンネル機構などで、999cc水冷並列4気筒エンジンは欧州仕様で202馬力。車重は、スタンダードのABSなしで200kg、ABS仕様で202kgとなっている。6軸のIMU(慣性測定ユニット)を搭載し、トラコンなどの制御に活用。フレームも新設計されている。 リッタークラスを中心に各社の競争が再び激化! 2000年代は、リッターおよび600ccクラスのスーパースポーツ開発競争が非常に激しかった。しかし2010年代に入ると、レースベース車としての性能がある一定レベルに達したことに加えて、公道におけるSS人気に陰りが見えたこともあり、新型投入のペースは落ち着いた。
スーパーバイク世界選手権を闘うワークスマシンレプリカをテーマに、2016年型で全面刷新されたZX-10Rに、その性能をよりレーサーに近づけたRR仕様が追加された。ノーマルのまま各国の国内選手権で勝利できることを目標に開発され、998cc水冷並列4気筒エンジンは最高出力こそ200馬力のままだが、クランクシャフトのベアリング強化やタペットのDLC加工など仕様を変更。シングルシート化やクイックシフターのダウン対応化、マルケジーニ製ホイールへの換装など、変更点は多岐にわたる。
2017年モデルとして限定500台が販売される1299スーパーレッジェーラは、モノコック構造のメインフレームをはじめ、スイングアームや前後ホイールにカーボン繊維素材を採用。排気量1285ccの水冷Lツインエンジンは215馬力に高められ、燃料を抜いた半乾燥重量は167kgしかない、超モンスター&プレミアムなマシンだ。電子制御も充実されている。
ドゥカティと並んでBMWも、S1000RRの最高峰として、メインフレームと前後ホイールにカーボンファイバー素材を使用したモデルを披露。詳細は不明だが、限定モデルとして2017年後半に市販化されることがアナウンスされている。レース仕様のオーリンズ製前後サスを搭載。現状では保安部品が省かれているが、市販版はナンバー付きに・・・なる!? 予想
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