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いま人気の250クラス オンロードバイクはずばりコレ!

トレンドは常に変化し続けるモノだが、軽二輪クラスでいまもっとも人気を集めているのはロードスポーツ系だ
販売台数トップ5を、ランキング順に紹介していこう!

No.1 YAMAHA YZF-R25

ライバルから遅れて2015年型で新登場。現行型としてはクラストップレベルの最高出力を誇る。フルカウルのYZF-R25をベースとしたストリートファイターのMT-25もあり。
新車価格●55万6200円〜59万9400円
中古相場価格●38〜58万円

主要諸元

水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
ボア60.0mm×ストローク44.1mm
総排気量 249cc
最高出力 27kW(36ps)/12,000rpm
最大トルク 23Nm(2.3kgm)/10,000rpm
変速機6速
全長2,090mm×全幅720mm×全高1,135mm
ホイールベース1,380mm
シート高 780mm
車重 166kg(ABS=168kg)
燃料タンク容量 14L
タイヤサイズ(前)110/70-17 (後)140/70-17
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YAMAHA YZF-R25
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No.2 KAWASAKI NINJA250

2000年代後半から、このクラスをけん引する存在となってきた。最新型はアシスト&スリッパークラッチも搭載!ニンジャ250をベースとしたストリートファイターのZ250もあり。
新車価格●55万3500円〜62万460円
中古相場価格●26〜54万円

主要諸元

水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
ボア62.0mm×ストローク41.2mm
総排気量 248cc
最高出力 23kW(31ps)/11,000rpm
最大トルク 21Nm(2.1kgm)/8,500rpm
変速機6速
全長2,020mm×全幅715mm×全高1,110mm
ホイールベース 1,410mm
シート高 785mm
車重 172kg(ABS=174kg)
燃料タンク容量 17L
タイヤサイズ(前)110/70-17 (後)140/70-17
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KAWASAKI NINJA250
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No.3 SUZUKI GSR250

このクラスとしては大柄な車体に、フラットな特性で扱いやすいエンジンを搭載する。スタンダードはネイキッド仕様で、ハーフカウルを装備するSや、フルカウルのFもあり。
新車価格●45万6840円〜47万6280円
中古相場価格●20〜43万円

主要諸元

水冷4ストローク並列2気筒SOHC2バルブ
ボア53.5mm×ストローク55.2mm
総排気量 248cc
最高出力 18kW(24ps)/8,500rpm
最大トルク 22Nm(2.2kgm)/6,500rpm
変速機6速
全長2,145mm×全幅760mm×全高1,075mm
ホイールベース 1,430mm
シート高 780mm
車重 183kg
燃料タンク容量 13L
タイヤサイズ(前)110/80-17 (後)140/70-17
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SUZUKI GSR250
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No.4 KAWASAKI NINJA250SL

従来型ニンジャ250系とは異なる単気筒エンジンの選択と専用設計の車体で、超軽量スリムを実現。速さが光る。

主要諸元

水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
ボア72.0mm×ストローク61.2mm
総排気量 249cc
最高出力 21kW(29ps)/9,700rpm
最大トルク 22Nm(2.2kgm)/8,200rpm
変速機6速
全長1,935mm×全幅685mm×全高1,075mm
ホイールベース 1,330mm
シート高 780mm
車重 149kg(ABS=151kg)
燃料タンク容量 11L
タイヤ(前)100/80-17 (後)130/70-17
KAWASAKI NINJA250SL
新車価格●45万9000円〜52万3800円
中古相場価格●27〜58万円
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No.5 HONDA CBR250R

HONDA CBR250R
HONDA CBR250R
低中回転域からトルクフルで扱いやすい単気筒エンジンが魅力。2014年春のマイナーチェンジにより、外観が刷新されて、最高出力アップも実現された。
新車価格●49万8960円〜56万5920円
中古相場価格●30〜50万円

主要諸元

水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
ボア76.0mm×ストローク55.0mm
総排気量 249cc
最高出力 21kW(29ps)/9,000rpm
最大トルク 23Nm(2.3kgm)/7,500rpm
変速機6速
全長2,035mm×全幅720mm×全高1,120mm
ホイールベース 1,380mm
シート高 780mm
車重 161kg(ABS=164kg)
燃料タンク容量 13L
タイヤサイズ(前)110/70-17 (後)140/70-17
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スーパースポーツだけど
軽二輪なら普段使いもOK

 2015年の国内販売台数を検証してみると、軽二輪クラスにおける人気は、排気量150ccほどのコンパクトスクーターを除くとロードスポーツ系に傾いていることがわかる。

 これらの車種は、世界各国で販売されるグローバルモデルとして開発され、ときには少しだけ排気量が拡大されたエンジンを搭載した兄弟車が設定されることもある欧米ではエントリークラス、アジア圏ではときにハイエンド(あるいはミドル)としての役割を担うことから、世界規模ではかなりの販売台数が見込める。台数を稼げるということは、それだけ開発にもコストと時間をかける価値があるということになるため、各社がニューモデルの投入やマイナーチェンジなどに積極的だ。

 そしてこれが結果的に、軽二輪クラスの中でもロードスポーツ系が人気を集めている理由のひとつとなっている。当然ながら、モデルチェンジやマイナーチェンジが施されることで、ユーザーの目に触れる機会も増え、興味をひくことになる。アップデートを繰り返すことで、乗り換え需要も生まれるだろう。これらの好循環が、軽二輪クラスのロードスポーツに存在しているのだ。

 ロードスポーツにもいろんなタイプがあるが、現在の流行は空力特性に優れたフルカウルを装備した、いわゆるスーパースポーツ系。ただしスーパースポーツとは言っても、このクラスは過激な性能ではなく、適度な出力のエンジンと軽量スリムな車体の組み合わせにより、日常の足として乗ることもできてしまう。軽二輪クラスには、本格的なツアラーがほぼないので、スーパースポーツに装備を追加してロングツーリングを楽しんでいるユーザーも多い。

 ニューモデルの登場だけでなく、このようにフレンドリーでフレキシブルな点も、軽二輪スーパースポーツが持てはやされる理由だろう。

 ちなみに多くの場合、それらのフルカウルモデルをベースに、アグレッシブなスタイリングのネイキッドも作られている。ストリートでの扱いやすさをさらに重視するのであれば、「中身はほぼ同じ」というこれらの車種を選択するのも悪くない。

 どちらを選んだとしても、エントリーユーザーがスポーツライディングの基礎を学べるとか、中上級者がマシンを使い切って走る喜びを知ることができるというような長所は同じ。そして、車体価格も維持費も安いのは、クラス共通の利点である。

中古車相場価格は、GooBike.com調べ。

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