90年代は、カワサキZZR1100によって幕を開けた。それまでもカワサキはZX10などをリリースしていたが、ZZR1100は、300km/hの世界をはじめてユーザーに意識させたモデル。ここから各社はハイパワーツアラーの開発を加速させていったのだ。 具体的にはGSX-R1100が油冷から水冷となり、ホンダはCBR1100XXを発売。そして99年に初代ハヤブサがリリースされる。しかしその後、これ以上の馬力競争を防ぐため、最高速自主規制を実施。これにより、大排気量ツアラーのハイパワー化は、一応の落ち着きを見せることになる。
中古相場価格は、GooBike.com調べ。
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