GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 >モデルチェンジ前後の価格下落率をCHECK!!
モデルチェンジ前後の価格下落率をCHECK!!

モデルチェンジ前後の価格下落率をCHECK!!

独自性の強さとリーズナブルな新車価格
モデルチェンジ後も高人気を維持!

HONDA CB1100[2010〜2013]
モデルチェンジ前
HONDA CB1100[2010〜2013]
中古車相場価格:55.8万円〜85.1万円
平均価格:71万円
下落率
モデルチェンジ
HONDA CB1100[2014]
モデルチェンジ後
HONDA CB1100
[2014]
中古車相場価格:79.9万円〜89.8万円
平均価格:84.1万円

強まる排ガス規制や騒音規制によって、当時新たにリリースされることはないと思われていた空冷4気筒エンジンを新開発。ホンダ肝いりのニューモデルとして2010年に登場したCB1100。2014年のモデルチェンジでは、トランスミッションをそれまでの5速から6速に変更、合わせてメーターデザインも刷新されたが、旧型となった5速モデルの中古車価格が大きく下落することはなかった。

スタイリングを一新!旧モデルはいま、お買い得だ!!

KAWASAKI Ninja250R[2008〜2012]
モデルチェンジ前
KAWASAKI Ninja250R
[2008〜2012]
中古車相場価格:22万円〜45.9万円
平均価格:33.7万円
下落率
モデルチェンジ
KAWASAKI Ninja250[2013〜]
モデルチェンジ後
KAWASAKI Ninja250
[2013〜]
中古車相場価格:35万円〜54万円
平均価格:44.6万円

250ccフルカウルブームの火付け役、カワサキのニンジャ250Rは2013年、車名をニンジャ250と改め、スタイリングを大きく変えた。ニンジャ250Rではスポーティながらもどこか愛嬌のあるデザインだったが、ニンジャ250はエッジを効かせた現代的なもの。スーパースポーツさながらのフォルムとなっている。相変わらずブームを牽引するだけの高人気を維持しているが、旧型となったニンジャ250Rは価格がしっかりと下がってお買い得になった。

原付二種スクーターの人気モデル!!これ以上価格は下がりきらない?

YAMAHA CYGNUS-X[2009〜2012]
モデルチェンジ前
YAMAHA CYGNUS-X
[2009〜2012]
中古車相場価格:11.7万円〜23.5万円
平均価格:18.2万円
下落率
モデルチェンジ
YAMAHA CYGNUS-X[2013〜]
モデルチェンジ後
YAMAHA CYGNUS-X
[2013〜]
中古車相場価格:17万円〜25.5万円
平均価格:21.8万円

近年、盛り上がりを見せている原付二種クラス。なかでも高い人気を集めているのがヤマハのシグナスXだ。2013年にデザインをリニューアルし、よりスポーティでエッジの効いたフォルムとなったのだが、その“ひとつ前”モデルとの価格差は16.5%と、さほど大きくはない。これは、それぞれの中古車相場価格を見てもらえれば分かるように、価格がいわゆる下げ止まり状態になっていると考えられる。このように、もともと新車価格が安いモデルは、価格下落にも限界があるようだ。

もともと中古車価格は下がり気味のTMAX
モデルチェンジで一気にお買い得感UP!!

YAMAHA TMAX[2008〜2012]
モデルチェンジ前
YAMAHA TMAX[2008〜2012]
中古車相場価格:38.7万円〜75.6万円
平均価格:59.5万円
下落率
モデルチェンジ
YAMAHA TMAX530[2013〜2014]
モデルチェンジ後
YAMAHA TMAX530
[2013〜2014]
中古車相場価格:71.8万円〜99.8万円
平均価格:83.7万円

大型スクーターを購入するユーザーはもともと「中古車や型落ちを避ける傾向がある」とユーメディア湘南の野口さん。結果、フルモデルチェンジを果たしたヤマハTMAX530の“ひとつ前”となるTMAX(500cc)は価格がダウン。モデルチェンジ後と比べると、大きな価格差が生じる結果となった。※15年モデルでは、倒立フロントフォークやLEDヘッドライトなどを装備。厳密に言えば500ccのTMAXは、“ふたつ前”のモデルとなった。

外観一新に新車価格などさまざまな要因が絡む
 ここでは特徴的な価格変動を持つ4つのモデルを実例として、現行モデル(TMAX530を除く)と“ひとつ前”の中古車相場を調査。平均価格の下落率《(1−ひとつ前÷現行)×100》を算出した。
 CB1100は2014年型で、トランスミッションを6速化。しかし、もともとリーズナブルな新車価格だったのに加え、スタイリングがほとんど変わっていないことから“ひとつ前”モデルの中古価格に対する影響は少なかった。対してニンジャ250は、エンジンやフレームを“ひとつ前”から流用しながらも、スタイリングがガラッと変わったため価格差が大きくなったようだ。
 それよりも価格差が大きいのがTMAX。もともとTMAXの顧客層は「最新の機種を選ぶ傾向にある」(野口さん談)ということで、“ひとつ前(厳密には“ふたつ前”)”の価格が大きく落ちたと考えられる。シグナスXはCB1100同様、新車価格から逆算すると価格が下がりきっているため、現行との価格差が小さくなっている。
 中古車価格の相場には、じつにさまざまな要因が絡んでいるのだ。

タマ数豊富なモデルは価格が下がりやすい?

たとえばCB400スーパーフォアなど、中古車のタマ数が豊富なモデルは値崩れしやすく、モデルチェンジをすればなおさら価格が下がるのではないか?そんなことを考えたが、ユーメディア湘南の野口さんによると、必ずしもそうではないそうだ。「中古車のタマ数が多いということは新車で売れたモデル。つまり人気モデルということで、中古車でもよく売れます」とのこと。さらに人気モデルは展示車両に限りがある小規模なお店でも積極的に仕入れる傾向があるので、仕入れ値自体も下がらない。結果、タマ数が多いから中古車が飽和状態に・・・なんてことは、めったなことでは起こらないそうだ。人気者はどこへ行っても引く手あまた、ということか。

CB400スーパーフォア
ユーメディア湘南でもCB400スーパーフォアは各年代のモデルを多数展示。しかし、特別に大安売りされているということはなかった。

中古相場価格は、GooBike.com調べ。

BACK NUMBER

テイストフルな2気筒に乗りたい
バイク用のエンジンにはさまざまな形式が存在するが、・・・
手軽に遊べる小型バイクに注目
今、原付二種モデルの勢いがいい! そして、それにつられるように・・・
バイクに乗って冒険へ行こう
果たして世界にまだ冒険はあるのか

バイクはクルマと同じく移動の手段になる。しかし、多くのバイク乗りは・・・
ミドルスポーツを読み解く、
5つのポイント

1000ccスーパーバイクの遺伝子を感じるスポーティで・・・
クルーザーの正しい楽しみ方
クルーザー=アメリカンタイプのバイクと考えられていたのは、・・・
EICMA×東京モーターショー
2年に一度の東京モーターショーに、世界最大の・・・
スクランブラーを愉しむ
2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイル・・・
スーパースポーツを
100倍楽しく乗りこなす

レーシーなスタイリングに低いハンドルとバックステップ・・・
ヤマハSR400が
今なお支持される5つの理由

世の中には同一の車種名を持つロングセラーモデルは多いが・・・
いま、ネオ・クラシックが熱い
いかにもオートバイ然としたクラシックタイプのバイク。・・・
記事一覧