「バイクに乗るオトコやオンナは、ただそれだけでカッコいい」という世間の認識は、いまも昔も変わらない。
だからこそ、性能や装備より、まずはスタイリングにこだわってみる愛車選びもありじゃないか!?」
- スピードを表現する
フルカウルスポーツ - ライダーを走行風から守り、高速走行の敵となる空気抵抗を減らす効果も生むのがフルカウル。スピード感にあふれた自分を演出するなら、このジャンルがお薦めだ。もちろん公道では、これに乗ったからといって速く走る必要はない。ちなみに、意外と女性バイク乗りウケのいいカテゴリーだ!
- HONDA
CBR1000RR(2012)

- クルーザースタイルでワイルドに行こう!
- ハーレーダビッドソンをはじめとするアメリカンクルーザーは、日本だけではなく世界中で、強さやたくましさの象徴として認められている。カスタマイズパーツが豊富にある機種も多いので、自分好みのスタイルにより近づけられるというのも魅力。これぞザ・バイクかも!?
- H-D XL883R(2011)

- エンジンの形も見えるネイキッドスタイル
- ネイキッドとは、つまりカウリングを取り去った裸の状態という意味。エンジンやフレームなどの造形が、より楽しめるジャンルだ。近年は、リア2本ショックの伝統的なスタイルだけでなく、スポーティなルックスの機種も多数!
- KAWASAKI
Z1000(2014)

- 道なき道を旅するアドベンチャーツアラー
- 国土を海に囲まれた日本では、「バイクで国境を越える」というイメージは湧きづらいけど、これに乗って地球を冒険しているライダーはたくさんいる。そんなことを思うだけで、すごくカッコよく見えてくるのがこのジャンル!
- YAMAHA
XT1200Z Super Tenere(2014)

男女のお付き合い以上に
ルックスが大事かも!?
バイクは移動具であると同時に、趣味の対象やファッションの一部にもなる。だからこそ、こだわりたい要素のひとつとなるのがスタイリング。趣味だからこそカッコよくなければならないし、ファッションとして生活に取り入れるなら当然ながらオシャレじゃなくてはダメだ。
だから、他の“道具”や“機械”などと比べて、「カタチから入ることが当然」の世界でもある。カッコいいとかカワイイなど、自分の主観で気に入ったスタイリングのマシンを、性能のことを一切考えずに買うなんてことも、バイクだったらごく普通。スタイリングだけで愛車を選んで、その機種に合うように遊び方を変えてきた先輩ライダーはたくさんいる。逆に、性能や装備ばかりを気にして愛車を選んでも、スタイリングが気に入っていないと、満足度というポイントで満たされないことがある。というわけで、決め手に欠けたらまず、カタチから選んでみたい。
ちなみに中古車の場合は、色にまでこだわると、タマ数がかなり少ないモデルもあるので、ひと目ぼれなど、出会いも大切に!