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- 総排気量
- 248cc
- ボア×ストローク
- 62.0mm×41.2mm
- 最大出力
- 23kw(31ps)/11,000rpm
- 最大トルク
- 21Nm(2.1kgf・m)/8,500rpm
- ミッション
- 6速
- 全長×全幅×全高
- 2,015mm×750mm×1,025mm
- ホイールベース
- 1,410mm
- シート高
- 785mm
- 車両重量
- 168kg
- タンク容量
- 17L
- タイヤサイズ
- F:110/70-17M/C 54S
R:140/70-17M/C 66S
- カラー
- フラットエボニー/パールスターダストホワイト
- 価格
- 48万8000円

- ニンジャとはライディングポジションと外観が違うだけのハズなのに、走るとかなり違う。マイルドなニンジャに対してZはワイルド。切り返しとかはひとまわり軽くなってるけど、乗り心地も硬い感じ。ニンジャよりキビキビした走りが得意で、街中は身軽だしライポジも楽。デザインもイマドキ。でも、高速道路など(ニンジャもそうだけど)長く乗ってるとお尻が疲れるなぁ。

- セパハンのニンジャに対しては苦手意識を払拭できなかったが、Zはアップハンドル仕様とあって、かなり乗りやすく感じた。ニンジャ同様に、このZもやはり上位機種を彷彿とさせるポジションとハンドリングの癖がある。シートもサスも硬く感じるが、何とかして乗りこなしたいと思わせるジャジャ馬的な魅力を感じた。これで練習して兄貴分のZシリーズに乗ったら相当上手く乗れる気がする。

- ニンジャ250ベースのストリートファイターらしく、グレード感のある外観と本格的な走りが魅力のモデルだ。同じZシリーズの輸出仕様である、Z1000やZ800譲りのアグレッシブな顔つきがいい。跨ってみると、シート高は標準的だが、スポンジが硬めで座り心地はハード。グリップエンドがやや上向きに開いたハンドルバーは、ストリートファイターの雰囲気を醸し出している。クラス最強レベルの31ps/11,000rpmを発揮する、ニンジャ250と共通の水冷並列2気筒DOHC4バルブ採用のエンジンは、高速回転域での伸びやかなパワーが醍醐味。ニンジャ250よりキャスター角が起きた設定により、ハンドリングはクイックで、特に低速で車体を傾けていくとハンドルが“スパンッ”と切れる。混雑した街中をキビキビと走り抜けるには有利だ。前後のサスペンションは、街乗りを含めた幅広い使い方を想定して、ニンジャより若干ソフトな方向でセッティングされているようだが、その反面、路面のギャップを拾いやすいかもしれない。ニンジャと共通のエンジンと車体を持ちながら、まったく異なる個性を演出できるところがZの魅力である。

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