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- エンジン形式
- 水冷並列2気筒SOHC2バルブ
- 総排気量
- 248cc
- ボア×ストローク
- 53.5mm×55.2mm
- 最大出力
- 18kw(24ps)/8,500rpm
- 最大トルク
- 22Nm(2.2kgf・m)/6,500rpm
- ミッション
- 6速
- 全長×全幅×全高
- 2,145mm×760mm×1,075mm
- ホイールベース
- 1,430mm
- シート高
- 780mm
- 装備重量
- 183kg
- タンク容量
- 13L
- タイヤサイズ
- F:110/80-17M/C 57H
R:140/70-17M/C 66H
- カラー
- トリトンブルーメタリック×パールグレッシャーホワイト/パールグレッシャーホワイト/パールネブラーブラック/サンダーグレーメタリック
- 価格
- 45万7800円(ツートン)
43万8900円

- 他車に比べるとルックスが少し古めかしいイメージ。取り回しもイチバン重く、一台だけ400が紛れ込んでいるよう。なのに、これが走り出すと軽い。身のこなしが軽快で、とても素直。扱いやすい。エンジンの振動が少なくて、そのタッチも柔らかい感触。それに乗り心地までソフトでゆったりしてる。快適さは250というより、やはりひとクラス上といったところ。この快適さが魅力のバイク。

- ボリューム感のある車体のせいか、走り出す前は鈍重なイメージを持っていた。ところがどっこい! 走り出すと至極軽快。エンジンの回り方は一番上質に感じるし、ハンドリングもクイック過ぎずダル過ぎず丁度いい感じ。ポジションも超楽チンで、シートの座り心地はホントに最高。街乗りや旅に使うのなら間違いなくGSRを選ぶ。ただ、デザインのアクが強いから見慣れるには時間がかかりそう。

- 全体的に大柄でボリューム感がある。特に2本出しマフラーを備えるリアビューが迫力だ。取り回しは今回の4台中、最も重いと感じた。ライディングポジションはハンドルが高く、シートは低く、ステップは前寄りのネイキッド的ポジション。サスペンションはソフトで、跨るとさらに沈み込むため足着きはいい。OHCエンジンはレスポンスが穏やかでまったりした回転フィーリング。8000〜10000rpmが最もパワーが乗ってくるが、4000rpmあたりでさくっと流すのも気持ちいい。ハンドリングもおっとりしている。キャスターが寝ていることもあり、どちらかというと直進安定性重視。コーナーリングも400ccクラスのような落ち着き感がある。特にフロント周りに安定感を感じるが、これはフロントに唯一80サイズのタイヤを履いていることも関係しているはず。一方で、ブレーキはフロントが強力で、効力の立ち上がりがやや唐突なので操作は慎重さが必要だ。スタイリングは好みが分かれそうだが、楽なライポジとフカフカのシート、穏やかなエンジンとハンドリングといった特徴を総合すると、4台の中では最もツーリング向きの1台と言えるだろう。

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