日本最大の中古・新車バイクの情報量を誇る、お馴染みWebサイト GooBike。
そこにあるデータを読み解くと、いまの日本市場のトレンドが見えてくるぞ。
膨大なサンプル数だからこそ分析データに説得力アリ
世論調査や人気調査を行うとき、重要となるのはそのサンプル数だ。10人に質問するより100人、100人よりも1000人と、調査のベースとなるサンプル数の分母が増えれば増えるほど、データの信ぴょう性は増していくものだ。逆にサンプルの少ない調査結果は自ずと精度が下がる。
それを二輪の中古・新車相場に当てはめると、10万台以上の在庫情報を持つグーバイクのデータは非常に有益で、このデータが現在の相場に多大な影響力を与えていると言っても良いだろう。各地のショップがデータを掲載する際に、地域性や人気を加味して価格を掲載するが、間違いなくグーバイクでの平均価格も考慮しているはず。
今回、グーバイクに掲載されているバイクの中でも、特にアクセスの多かった車両のベスト20を算出してみたぞ。
この3つの円グラフは、ベスト20に算出された車両を
カテゴリ、メーカー、排気量に大別してグラフ化したものだ。
ベスト20にランクインした車両はバラエティに富むが、カテゴリや排気量などを見ると、人気の傾向が見えてくる。やはり人気の車両はストリートやスポーツ、スクーターで250から大型がその中心なのである。毎年のように新型車が投入されるこれらカテゴリは、いつだって注目を集めているのだ。こうした傾向は今後も変わらないだろう。
●GooBike.com 2013年1月15日のアクセス解析による
GooBikeのウェブサイトでのアクセスBest20は巷での人気車が軒並みランクインしているが、いずれもタマ数豊富。つまり人気車=選びやすいと言える。
●GooBike.com
2013年1月15日のアクセス解析による