- スーパースポーツのGSX-R600をベースに開発された快速モデル。兄弟車のGSR600はGSR750へと進化しベースモデルも一新。GSR400もリニューアルを期待したい。
- 全長×全幅×全高:2,090mm×795mm×1,075mm
車両重量:215kg
シート高:785mm
最高出力:61ps/12,000rpm
中古車平均価格:49.3万円
中古車価格帯:33.9万円〜74.8万円
- SV650系の水冷Vツインエンジンを400cc化して搭載。Vツインらしいトルク感と、痛快な高回転域が特徴。基本コンポーネンツを共有する輸出専用の兄弟車、グラディウス650も好評。
- 全長×全幅×全高:2,130mm×760mm×1,090mm
車両重量:206kg
シート高:785mm
最高出力:55ps/11,000rpm
中古車平均価格:55.7万円
中古車価格帯:49.8万円〜70.3万円
- カワサキ伝統の高回転型の並列2気筒エンジンを搭載し、軽快な走りで人気を集めている。ベースとなっているのは排気量650ccの輸出専用車ER-6nだ。
- 全長×全幅×全高:2,100mm×760mm×1,100mm
車両重量:199kg
シート高:785mm
最高出力:44ps/9,500rpm
中古車平均価格:45.3万円
中古車価格帯:36.9万円〜56.59万円
先鋭化し過ぎたレーサーレプリカへのアンチテーゼとして生み出されたネイキッド。その出自のせいか、オーセンティックなスタイリングを持ったモデルが多く、またそういった車種が多くの支持を得てきた。だが、その弊害として、メカニズムの進歩を拒んできた部分もある。例えば、ネイキッドの多くはリアサスペンションにコンベンショナルなツインショックを採用しているが、性能だけを求めるのならリンク式のモノショックを選択すべきだろう。
そうしてイメージやスタイルを優先されてきたネイキッドの世界でも、現代のパフォーマンスを望む声は少なくない。その需要は特にヨーロッパで顕著で、彼の地ではスーパースポーツをネイキッド化したストリートファイタースタイルが人気を集めている。その潮流は400ccネイキッドの世界にも流れ込んできているのだ。