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400ネイキッド“穴”モデル
400ネイキッド“穴”モデル ちょっとマイナーな存在でも個性がキラリと光るマシン達
スズキ バンディット400V
スズキ バンディット400V
ダイヤモンドフレームが印象的でモダンなスタイリングを持つ。ネーミング末尾の“V”は、可変バルブタイミング機構を装備するVCエンジン搭載車であることを示している。
全長×全幅×全高:2,060mm×700mm×1,060mm
車両重量:170kg(乾燥)
シート高:750mm
最高出力:53ps/11,000rpm
中古車平均価格:21.1万円
中古車価格帯:13.8万円〜36.9万円
ヤマハ FZ400
ヤマハ FZ400
ネーミングは、1980年代のレーサーレプリカモデルから受け継いだものだが、モデルはネイキッドとして開発されたもの。車体は基本的に輸出専用車FZS600と共通で、走りのポテンシャルはかなり高い。
全長×全幅×全高:2,080mm×715mm×1,170mm
車両重量:199kg
シート高:785mm
最高出力:53ps/11,500rpm
中古車平均価格:32.3万円
中古車価格帯:23.5万円〜49万円
スズキ GSX400S
スズキ GSX400S
スズキ不朽の名作、1100カタナのスタイリングを忠実に再現。スケールダウンによる安っぽさは皆無。GSX-R400系の水冷エンジンを搭載し動力性能も一級品だ。
全長×全幅×全高:2,060mm×700mm×1,150mm
車両重量:182kg(乾燥)
シート高:750mm
最高出力:53ps/10,500rpm
中古車平均価格:25.7万円
中古車価格帯:14.5万円〜48万円
スズキ イナズマ400
スズキ イナズマ400
兄弟車にイナズマ750と1200が存在しているが、車体のほとんどを共有しているために、400ccらしからぬ大柄で迫力ある車格がアピールポイント。クラス唯一の油冷エンジンも魅力。
全長×全幅×全高:2,140mm×745mm×1,090mm
車両重量:187kg(乾燥)
シート高:760mm
最高出力:52ps/11,000rpm
中古車平均価格:29.1万円
中古車価格帯:12.9万円〜42万円
カワサキ ザンザス
カワサキ ザンザス
レプリカモデルZXR400のエンジンを、低中速向けにリファインして搭載。徹底的に加速力に振ったパワー特性で、当時のリッタークラスに比肩する、鋭い加速力を持つ。
全長×全幅×全高:2,030mm×745mm×1,070mm
車両重量:168kg(乾燥)
シート高:775mm
最高出力:53ps/11,500rpm
中古車平均価格:28.3万円
中古車価格帯:19.8万円〜39.8万円

 人気カテゴリーなだけに、車種は豊富。選択肢が多いのは400tネイキッドの大きな魅力だろう。市場に投入されてきた車両の全てが、大ヒットを収めた訳ではないけれど、そういった車種の中にも良いバイクはたくさんある。人気がなければ相場が下がるのが中古バイクの世界。マイナー車種を選択肢に加えることで、魅力的なバイクを安く手に入れるチャンスが広がるわけだ。また、視点を変えれば、人と違った愛車を見つける楽しみもある。

今後の400ネイキッドは?

 現状、400ccネイキッドの新車ラインナップの中で、400cc専用設計車はホンダのCB400SF/SBを残すのみという寂しい状況だ。
 だが、悲観するばかりではない。それは他車種との部品共用による新型車の登場だ。スズキのGSR400とグラディウス400、カワサキのERー4nは、それぞれ兄弟車にミドルクラスの輸出車を持ち、排気量を400ccクラスに合わせて、国内仕様として販売している。
 教習所で大型免許が取得できることから、ビッグバイクが台頭し、存在感の薄れてきている400ccネイキッドだが、潜在需要は少なくないし、メーカーも今後を考えているのだ。

400ネイキッド

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