- 1999年モデルは、初めて“HYPER-VTEC”を搭載した記念碑的モデル。エンジンだけでなく車体も全面的に刷新されており、先代モデルから約6kgの軽量化を実現している。
- 全長×全幅×全高:2,085mm×735mm×1,080mm
車両重量:192kg
シート高:770mm
最高出力:53ps/11,000rpm
中古車平均価格:44.6万円
中古車価格帯:38.8万円〜68.2万円
- 『プロジェクトBIG-1』コンセプトの下に開発された初代CB400SFは1992年にデビュー。CBR400RR系水冷エンジンを、カムチェーン駆動化して搭載。優れたパッケージが高い評価を得た。
- 全長×全幅×全高:2,085mm×745mm×1,100mm
車両重量:208kg
シート高:775mm
最高出力:53ps/11,500rpm
中古車平均価格:41.6万円
中古車価格帯:14.8万円〜88万円
- フレームマウントされた本格的なハーフカウルを装備するCB400スーパーボルドール。基本設計はCB400SFと共通で、現行モデルはインジェクション化された2007年モデルがベース。
- 全長×全幅×全高:2,040mm×725mm×1,155mm
車両重量:195kg
シート高:755mm
最高出力:53ps/11,000rpm
中古車平均価格:49.3万円
中古車価格帯:32.7万円〜81万円
1990年代に入り、各メーカーが400ccネイキッドモデルを投入。そこで1992年にホンダからデビューを果たしたのがCB400SFだ。同時期に開発されたビッグネイキッドCB1000SFと『プロジェクトBIGー1』と名付けられたコンセプトを共有。マッシブなスタイリングは高い評価を得た。
そして1999年にフルモデルチェンジ。この世代から、CB400SFが400ccネイキッドの盟主として君臨することになる。エンジン、車体、全てを見直したオールニューであったが、何と言っても最大の特徴はバルブ制御システム“HYPERーVTEC”の搭載。回転域に応じて作動するバルブ数を変更するこのシステムは、全域での扱いやすさと、高回転域での痛快な吹け上がりを両立している。2005年からは、ハーフカウルを装備したCB400SBも追加され、こちらも人気が高い。