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400ccネイキッドは今が買い!!

免許制度の関係から、日本独自のカテゴリーとして発達してきた400ccクラス。
現在、その中心的存在を担っているのがネイキッドだ。
走りもプライスも、ジャストサイズな魅力たっぷり。400ccネイキッドは、今こそ買いだ!!
Text/Keisuke Asakura 車両協力(カワサキZRX):はとや 川口店 Phone 048-222-3211

400ccネイキッド

400ネイキッドを選ぶ理由とは?

 今、400ccネイキッドが買いだと言われてもピンと来ないかもしれない。現在のバイク業界は大排気量車と小排気量車に、人気が二分している。ビッグバイクは排気量が生み出すパワーが魅力で、そのステイタス性にも揺るぎがない。また、小排気量車は手軽さと経済性の高さで注目を集めている。
 では、400ccネイキッドはどうか? 性能やステイタス性はビッグバイクに及ばず、経済的なメリットは250ccクラスにかなわない。しかし、それでもあえて400ccネイキッドを選ぶ理由があるのだ。
 そもそも400ccというカテゴリー自体が、日本独自の免許制度から生まれたもの。自動車教習所で誰でも大型二輪免許が取得できるようになったのは15年ほど前のこと。それ以前は、ビッグバイクの敷居はずっと高く、多くのライダーは中型クラスのバイクを楽しんでいた。
 となると、やはり人気が集まるのは、最大排気量となる400ccクラス。国産バイクメーカーは、こぞって400ccクラスのマシンを開発。人気のカテゴリーだけに競争は激しく、その分進化のスピードも速かった。400ccクラスは日本の道路事情に最適化され、独自の進化を遂げたジャンルなのだ。
 中でも、その度合いがもっとも顕著なのがネイキッド。400ccネイキッドに乗ったことがない人は、とにかく一度、乗ってみて欲しい。平均的日本人男性が乗ってしっくり来る車格、程よいパワー、取り回しのしやすさと、驚くほど楽しく走れることに気付くはずだ。
 この400ccネイキッド、実はほとんど日本国内でしか売られていない。輸出された例もあるが、税制の問題などもあり日本仕様に特化し過ぎているのか、海外ではあまり売れないのだという。
 すなわち、日本のライダーが日本の道を走るために、日本のメーカーが作り上げた日本専用バイク。それが400ccネイキッドなのだ。

400ネイキッドを選ぶメリット
普通自動二輪免許で乗ることができる
パワー、重量、大きさとバランスの取れた構成
各メーカーから販売されており、車種が豊富
中古車の数が豊富なため選択肢が広い
値ごろな中古車価格で購入しやすい
400ccネイキッド

日本で生まれ、日本のライダーが育てた400ccネイキッド。車種の選択肢は広く、中古車のタマ数は実に豊富だ。ユーザーにとって、バイク選択の自由度がこれほど高いカテゴリーも他にない。

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ネイキッドが生まれた背景
1980年代、世の中はレーサーレプリカブーム最盛期。マシンの性能はエスカレートし、ついにはストリートで乗るには不向きなレベルに達していた。そんな中、現れたのがカワサキのゼファーだ。楽なポジションに、そこそこのパワー。等身大で付き合えるゼファーは、過激なだけのマシンに辟易していたライダーから大きな支持を受けた。そして、カウルを持たないスタイリングは「naked=裸」と呼ばれ、ジャンルの語源にもなったのだ。

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