S U P E R F I L E :02
S P E C I F I C A T I O N
エンジン形式:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
総排気量:998cc ボア×ストローク:76mm×55mm
最大出力:147.1kW(200.1ps)/13,000rpm
最大トルク:112Nm(11.4kgf・m)/11,500rpm
ミッション:6速
全長×全幅×全高:2,075mm×715mm×1,115mm
ホイールベース:1,425mm
シート高:813mm 装備重量:198kg タンク容量:17L
タイヤサイズ:F:120/70ZR17 R:190/55ZR17
新車価格:170万1000円 GooBike平均価格:121万3000円
小松◎正直、一般道を走った感想では、上までエンジンを回せない……。というか、回す場所がない。
土山◎やっぱサーキット以外では本領を発揮できないんじゃない?
栗原◎でも、200馬力もあるモデルが街中でストレスなく乗れるのはスゴいと思う。
小松◎トラクションコントロールのおかげで、パワーウイリーしないしね。浮いたと思ったら落とされちゃって。その点はきっちり調教されてる。
土山◎デバイスが介入することに否定的なライダーもいるけど、そういう人にこそ乗って欲しいな。
小松◎このモデルもSBKのホモロゲモデルだし、最近はMotoGPだってトラクションコントロールついているからね。それと昔は、スーパースポーツモデルにABSなんて考えられなかったのが、最近は握りゴケを減らすために、一般的になってきた。
栗原◎ABSやトラクションコントロールは必要ですよ。緊張しながらのライディングでは、楽しくないし。
土山◎このクラスはデザイン的な新しさも有るよね。レースの技術がフィードバックされるから、いつも新世代なんだろうなぁ。
小松◎スーパースポーツモデルには最新技術が凝縮されているから、10Rも新世代バイクと呼ぶにふさわしいモデルだね。
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カウル先端にはラムエアインテークを配置し、吸入空気の充填効率を向上している。 |
トラクションコントロールは、路面状況や走行スタイルに合わせ3つのモードから選択できる。 |
スーパースポーツ専用の超高精度ABSは、ホイールセンサーからの情報以外に、エンジン回転数、スロットル開度、ギアポジションなどの情報からブレーキをコントロールする。 |
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レースモード切り替え機能を備え、ラップタイムの表示が可能。バー表示のタコメーターは、バーが点滅しシフトインジケーター機能も持つ。 |
水平近くまで寝かされたリヤサスペンションは、マスの集中化、路面追従性の向上に貢献している。 |
●新車価格 159万6000円
●GooBike平均価格 118万8000円
スポーツモデルに特化した電子制御式コンバインドABSにより、自然なブレーキフィーリングと安定した制動を実現している。ECU制御で排圧をコントロールするショートマフラーは、スムーズなパワー特性と騒音低減に寄与する優れものだ。