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全長No.1 タンク容量No.1
全長No.1 タンク容量No.1

全長No.1

ホンダ VT1300CR

ホンダ VT1300CR

その全長はなんと2.65m!普通の駐輪場では間違いなくハミ出てしまう規格外の長さのホンダVT。乗りこなす心配の前に、まずは置き場所の確保が必須な一台と言えるだろう。

2650mm

トライアンフ ロケット3ツーリング

見た目どおり巨大な車体だが、トライアンフ・ロケット3の場合は2.6mの長さと共に358kgという重さも考慮しておいた方が良いだろう。これで取り回しを鍛えればどんなバイクも怖くない!

2603mm

トライアンフ ロケット3ツーリング

デカイ=エライ!?でもそれなりの覚悟も必要だ

 免許の有無に関わらず、大きなバイクに乗ってみたい……バイク乗りならば誰もが一度は考えることだ。ここではただただ単純に大きなバイク、一番分かりやすいところの『全長』について調べてみた。もちろんランクインしたのは、大排気量のクルーザータイプの車両。どの車両もなんと2.6m台という巨大ッぷりである。ここまで長い車両になると、保管場所にも気を使うという人も多いだろう。また、長い車両ならではの小回りのしにくさという問題も出てくる。
 また、長さを比較するときには、もう一歩突っ込んでホイールベースの数値にも着目すると、より乗り味なども想像しやすくなるもの。車体寸法は奥が深いぞ!

タンク容量No.1

BMW R1200GS ADV

BMW R1200GS ADV

大陸を移動するツーリングもへっちゃらなタフさを持つGS。33Lと圧倒的な容量は多くのライダーが安心できる数値。他の追従を許す気配もなし! ただし満タン時のガソリン代も……。

タンク容量33L

ホンダ ゴールドウイング

さすがの容量といえるホンダ・ゴールドウイング。実は、全長2635mm、車重428kgとこちらの数値でもトップ3入りするバイクなのだ。さすがホンダのフラッグシップは伊達じゃない。

タンク容量25L

ホンダ ゴールドウイング
ホンダ XL1000V

ホンダ XL1000V

欧州で発売されているホンダ・バラデロ。日本で見かけることはあまり無い車両だが、デュアルパーパスとしては十分なタンク容量を誇り、林道ツーリングでも不安なく走り続けられそう。

タンク容量25L

ツーリングライダーなら誰もが気になるこの数字!

 ツーリングを愛するライダーは数多い。1000km以上の道のりを何日もかけて走る、または一日で500km以上のロングツーリングに出かけるなど、使い方は様々。しかし、どんなツーリングライダーでも絶対に「大きい方がいい」という数字がある。それがガソリンタンクの容量だ。
 タンクが大きいほど給油の回数を減らすことができ、長い距離を走りぬくことができる。市街地ばかりでなく、自然に囲まれたエリアを走ることが多いツーリングでは、ルート次第では100km以上ガソリンスタンドを見つけられないことも日常茶飯事。ガソリンがなくてはバイクは動かない。かといって予備タンクを積むと荷物を積めない。そうなると行き着くところは『ガソリンタンクの大きなバイク』なのである。
 こうなると強いのは、BMWのGSシリーズに代表される冒険系バイクやクルーザーなど、大陸横断をも視野に入れた大型車両となってくる。さすがに想定されたスケールが大きいこともあって、タンク容量は20Lを軽くオーバーしている。これは頼もしい。しかし、最終的な航続距離は車両の燃費(燃料消費率)がカギを握る。いくらガソリンを積めても、それが低い燃費をカバーするためだけのものであればまったく意味はない。
 ロングツーリングという使い方をしたいと考えるのであれば、タンク容量と燃費の数値、その両方を見たうえで、無給油で何kmの道のりを走れるのかを、きちんと計算しておくべきなのだ。

『テッペン』を知れば自分の中で基準ができる!

 沢山あるバイクの中から、自分が欲しいものを選ぶときには、何かしらの基準が必要だ。周りをまったく見ずに欲しいものだけを見る、もちろんそれも悪くない。でも、数あるバイクの中から一台を選ぶ、というのなら多少寄り道になろうとも、他のバイクを見てみるというのも大事なことだ。
 カッコイイ、乗って気持ちがいい、とにかく速い、と感覚的な判断基準は人それぞれに尺度があるから、他人からすると参考にならないことも多い。違う趣味の人にアドバイスを求めても「何か違うな」と感じるのはそういう理由も大きい。では、誰が見ても変わらない判断基準とは?それがカタログの数値なのだ。機械に感情はないし、性能や特徴は計算術で弾き出されるもの。そこに誰かの思い入れが入り込むことはない。
 今回は少し極端な例として『テッペン』の数値だけに着目してみた。でも、これにもちゃんと意味がある。たとえ欲しいバイクが今回の特集の中に登場しなかったとしても「俺には関係なかった……」なんてことはない。最後まで読んだ人の頭の中には、今まで存在しなかった新しい基準が既に出来ているはずなのだ。
 ある部分で突出した数字を見ることで、自分の欲しいバイクがどういう性格のものか、いま世の中に存在するバイクがどういったものなのかが少しでも分かったはず。きっと次にカタログスペックを見たときには、いろんな考えが頭を巡っているだろう。こういった調査をするのは、ある意味数字遊び的な部分もあるが、仮に興味を持った人がいたなら、是非自分でも調べてみてほしい。

ホンダ スーパーカブ

数字を追いかけてみると、目まぐるしく進化を続けるバイクの歴史がよく分かる。しかし、スーパーカブのように長年変わらないことが魅力の車両もあるのだ。

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