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やっぱり気になる値段のハナシ…高い!or安い! 選ぶならドッチ?
やっぱり気になる値段のハナシ…高い!or安い! 選ぶならドッチ?

新車価格「最高値」

ハーレーダビッドソン FLHTCUSE6

ハーレーダビッドソン FLHTCUSE6

豪華な装備と圧倒的な存在感。ハーレーのロードキングは、名実共にキングなのだ。400万円オーバーの金額は確かに高いが、その価値を見出せる人にとっては納得の値段といえる。

428万円

ハーレーダビッドソン FLTRUSE

FLTR系の最高峰がこのFLTRUSE。デュアルヘッドライトを装備する個性的な一台。最近はラグジュアリーカスタムのベースとしても人気沸騰中のハーレーである。

423万円

ハーレーダビッドソン FLTRUSE
ハーレーダビッドソン FLHXSE

ハーレーダビッドソン FLHXSE

またしてもハーレーのツーリングファミリーがランクイン。純正ながら流行りのバガースタイルを取り入れている。後からカスタムすることを考えるとお買い得!?

380万円

新車価格「最安値」

ホンダ トゥデイ

ホンダ トゥデイ

新車価格最安値のホンダトゥデイ。簡素なつくりとはいえ、デザイン的にも遊び心を感じる人気の原付。4スト化や環境対策など開発費のかかる現在ではかなり頑張っているぞ!

134400

スズキ Let's5

またまたレッツシリーズがここでランクイン。スズキは軽自動車でもアッと驚く価格の車両を発表してきた歴史があるが、それは二輪でも変わらない。

14750

スズキ Let's5
スズキ Let's4

スズキ Let's4

トゥデイと並び最安値となったレッツ4。今の時代に、15万円以下でエンジン付き乗り物の新車が買える、そのことが素晴らしいといえるだろう!

134400

ヤマハ ジョグ

ヤマハ伝統のスクータージョグ。初期型から続くシャープでスポーティなデザインは幅広いファンを持つ。5本スポークのホイールなど安さを感じさせないつくりも魅力。

15150

ヤマハ ジョグ

高い値段の理由って一体どこにあるの?

 時は金なり、そんな言葉があるが、バイクの価格とはまさにその言葉どおり。車両の価格とは、開発から製品となるまでにどれだけの時間がかかったかに比例する。豪華な装備が付いているとか、性能がスゴイ!とかという特徴の裏には、それだけメーカーの手間ひまがかかっている、という裏返しでもあるのだ。
 そして使う材料が高価、加工の工程が多い、部品点数が多い、組み立ての工程が複雑……こういった理由が積み重なって車両の価格は上昇していく。ここで紹介する高価なバイクには、ハーレーが多いが、そこには輸入品だから、という以前にちゃんとした理由がある。
 では価格が安い製品とは何だろう? 基本的には先ほど述べた理由と真逆と考えればいい。それに加えて生産性が高く大量に作れるからコストを下げられるという理由も大きい。しかし、そこは日本製品。安いから品質が悪い、なんてことはまずない。コストパフォーマンスからすれば素晴らしい製品であり、よくぞこの価格で! といえるものばかり。
 一昔前に比べると、同じクラスのバイクの値段は上がり気味。でも、原付クラスの車両はまだまだお手軽だ。しかもその性能は当然昔のものとは比較にならない。安くて高性能。相反することを両立させるスゴさ。原付バイクにこそ、日本メーカーの底力が凝縮されているともいえるのだ。

1cc当たり単価「最高値」

デルビ GPR50レーシング

デルビ GPR50レーシング

古くから世界GP常連のメーカーDERBI(デルビ)。その技術を生かして超スパルタンかつ贅沢な市販車両を作っているのだ。車体価格はなんと52万8000円だ!

1cc当たり1776

ホンダ ジャイロキャノピー

トップと100円以内の僅差で2位となったのは、なんとホンダ・ジャイロキャノピー! 個人で買う人は非常に稀だと思われるが、価格はまさかの52万3900円!やっぱり屋根付きは高い!

1cc当たり1693

ホンダ ジャイロキャノピー
アプリリア RS50

アプリリア RS50

水冷2ストFIと、最新技術を駆使したスーパースクーターSR50。1cc当たりの単価も6000円オーバーとかなり贅沢な車両。しかしアプリリア渾身の作りを見れば納得のはず。

1cc当たり6286

車両本体価格では分からない誰も知らない?『裏』価格

 ここまでの展開でも分かるように、高いバイクは大型ばかりで安いバイクは小型原付という結果だ。だが、それはある意味当たり前の結果ともいえる。やっぱり、ただ単に車体価格の高い、安いを調べるだけではつまらない。そう考えた編集部では、新たな評価軸を考えてみた。それが『排気量当たりの単価』である。これはどういうことかというと、排気量1ccあたりでどれだけお金がかかっているのかを、車両価格から割り出した数値なのだ!
 どんな結果になったのかはここに示したとおり。意外や意外、小排気量車ばかりの結果となった。冷静に見ると「排気量が小さい割には、やけに値段が張るバイクだなぁ…」と思われがちなバイクがランクインしていることがわかる。ハッキリ言って、こういった数値はメーカー側で計算しているかどうかも分からない数値だ。しかし見方を変えれば、この結果で上位にランクインしたバイクほど、ある意味贅沢なバイクと判断することも出来る。果たして、ジャイロキャノピーに乗ってそんな気持ちになるかは分からない。でも、自慢できるポイントであることは間違いない。気になった人は自分の愛車で計算してみる?

1cc当たり単価「最安値」

ヤマハ DS11

ヤマハ DS11

空冷エンジンに拘り生産が続けられるDSシリーズ。モデルチェンジのスパンを長く取ることで、生産コストを抑えられていることも要因のひとつかもしれない。

1cc当たり849

スズキ バンディット1250

上の車両からするとヒトケタ違うバンディット。派手さはないものの実は業界内での評価もすこぶる良い平成の名車なのだ。乗って後悔しない筆頭バイクである。

1cc当たり812

スズキ バンディット1250
ヤマハ XJR1300

ヤマハ XJR1300

空冷のままFIで進化したヤマハXJR。開発の苦労は相当なものだったはずだが、この1cc当たりの単価は賞賛に値する。ユーザー本位の姿勢が伺える数字といえるだろう。

1cc当たり849

『裏』価格で判断すればお買い得車が分かる!

 上で紹介した排気量あたり単価という考え方を使えば、お買い得車を探すことができる。実際に調べてみた結果、やはりというか市場でも安定して人気のある車両にぶち当たった。ここで登場するのは、コストパフォーマンスに優れる、まさにそんな車両ばかりだ。バイクとしての機能をしっかりと備えていて、趣味の乗り物としての楽しい部分も持ち合わせる、そんなオイシイ車両ばかり。
 どの車両を見ても個性があり、流行に関係なく愛される定番としての魅力がある。つまり、長い生産期間を見越したモデルほど、メーカー、ユーザー双方にとってメリットのある車両なのだ。

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