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ホンダ CBR600RR

乗りやすさと扱いやすさを合わせ持つ
600スーパースポーツ

最も過激なスーパースポーツといえば、600ccクラスだろう。メインターゲットであるヨーロッパでは、レースでの成績が販売成績に直結するため、市販車クラスに出場して勝てる性能がそれぞれのモデルに求められるという凄い世界。リッターマシンと違って人間の限界を超える心配をする必要はないので、とにかくどのマシンも徹底的に性能が追及されている。

そのなかでもCBRはトップクラス。超高回転型エンジンの一万回転以上を常用し、鋭いハンドリング特性を生かしてコーナーに飛び込んでいけば、凄まじいばかりの速さを発揮する。しかも、このマシンで凄いのはそれだけではない。

CBRは、トップクラスの速さを持ちながら、とても乗りやすいという、相反する条件を両立させることに成功している。さらに09年からはコンバインドABSモデルも用意。極端な話、免許取りたてのビギナーでも楽しめてしまう。ひと昔前なら想像もできないくらい、高性能かつ従順なマシンなのである。

ホンダ CBR600RR
SPEC
エンジン形式水冷並列4気筒DOHC4バルブ
排気量599cc
最高出力57kW(78ps)/12000rpm
最大トルク52Nm(5.3kg-m)/10000rpm
全長×全幅×全高2010×685×1105(mm)
ホイールベース1380(mm)
新車価格109万8300円〜
中古平均価格75万9000円
ホンダ CBR600RRリヤショック

アルミスイングアームにプロリンクというホンダ独自のリヤショックを採用。一般道からサーキットまで素晴らしいハンドリングを実現する。

ホンダ CBR600RRフロントフォーク・ブレーキ

倒立フォークにラジアルマウントでキャリパーを装着。剛性が高いためタッチが良くなり、レーシングタイプのマシンで多く採用されている方式。

ホンダ CBR600RRエンジン

600ccスーパースポーツとしては唯一国内仕様をラインアップするCBR。国内の環境、道路条件、規制を考えた上で、最高の性能が与えられている。

ホンダ CBR600RRメーター・ハンドル

アナログ式のタコメーターをセンターに配置。右に水温&残量計。左にスピード、オド&トリップをそれぞれ表示する液晶ディスプレイを装備する。

過激なパフォーマンスで勝負するスーパースポーツ

DUCATI ドゥカティ
749S

スパルタンなマシンばかり作っているドゥカティだが、そのなかでも749Sは、飛び切りに尖った性格。ドゥカティの本当の面白さを知りたいのなら、ビックバイクよりも、むしろコチラだろう。

SPEC
エンジン水冷L型2気筒デスモ4バルブ
排気量748cc
新車価格生産終了モデル
中古平均価格91万4000円
ドゥカティ 749S
TRIUMPH トライアンフ
DAYTONA 675 デイトナ 675
トライアンフ デイトナ 675

675ccという排気量は、600ccクラスのレースレギュレーションにあわせたもの。排気量の優位性と3気筒のトルクフルな特性がシンクロして、元気良い走りが可能。ライバルをリードしている。

SPEC
エンジン水冷並列3気筒DOHC4バルブ
排気量675cc
新車価格126万円
中古平均価格96万8000円
KAWASAKI カワサキ
ZX-6R

ライバル達が扱いやすさを求めていくなかで、あくまで過激路線を突き進んでいるのがこのマシン。目指しているのはサーキットの最強ウェポン。オーリンズのステダンやスリッパークラッチを装備。

SPEC
エンジン水冷並列4気筒DOHC4バルブ
排気量599cc
新車価格113万4000円
中古平均価格68万8000円
カワサキ ZX-6R
SUZUKI スズキ
GSX-R600
スズキ GSX-R600

扱いやすさを追求するためエンジン内部にリファィンを加えた10年モデル。パワー特性を三段階に切り替えできるS-DMSを装備。性能だけでなくコンパクトで扱いやすいことも目指して作られている。

SPEC
エンジン水冷並列4気筒DOHC4バルブ
排気量599cc
新車価格123万9000円
中古平均価格85万1000円

※中古平均価格はGooBike.com(10年1月26日現在)のデータをもとに算出しています。

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