【ヘッドライト電球交換】スズキレッツ4 ◆ スクーター ヘッドライトバルブ交換(ミッツ・ハーの作業実績 2024/02/03)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2024/02/03 17:20:59 更新【ヘッドライト電球交換】スズキレッツ4 ◆ スクーター ヘッドライトバルブ交換スズキ レッツ4

作業実施日 2024/02/03

ヘッドライトバルブ(電球)が切れてしまい、ライトが点かなくなったスズキレッツ4です。

オートバイ多くは一つのライト(電球)でハイビームとロービームを切り替えられる方式を採用しています。 これは電球に2本(2つ)のフィラメントが備わっており、ハイビーム、ロービームそれぞれで電気が流れて発光する仕組みになっています。 その為、例えばロービームが切れてもハイビームは点灯するというのが一般的です。 自動車やオートバイは基本的には走行中はハイビームを使います。 対向車があるときは相手が眩しくないようにロービームへ切り替えるのが正しい使い方。 だからロービームのことを「すれ違い前照灯」とも言います。 ただ実際にはよほどの田舎道でもない限りはロービームで走るのが一般的です。 するとロービームのフィラメントの方が劣化しやすく、ハイビームより先に切れます。 このまま走るのは危険ですし違反になりますので、そういうこときはハイビームに切り替え、ヘッドライト上部にガムテープなどで上部を照らす光を遮りましょう。 こうすれば一時的にバイク屋さんまで移動することが可能です。

電球のフィラメントはタングステン製で高温を発しながら光ります。 だから電球って熱いんです。 フィラメントは2000℃を超える高温により自らを蒸発させます。 この蒸発したフィラメントが電球の内側のガラス面に付着し黒くなります。 電球が黒くなってきたらそろそろ電球の交換時期です。 オートバイの点検をする際は電球の色もチェックしましょう。 今回のレッツ4も外から見てもわかるように黒いですね。 ただおかしいのはロービームだけでなく、ハイビームも切れてしまっていること。 オーナーに曰く、ロービームが切れたのでハイビームに切り替えたらすぐにハイビームも切れたそうです。 なにか異常な電流でも流れたのか? ショートでもしているのか? 少し気になります。

早速電球を取り外してみましょう… と思ったのですが外せません。 電球のガラス面が熱で溶けて変形しているため、電球が抜けないのです(電球を差し込む穴より電球が大きくなってるのです) 何をやっても取れないので仕方ありませんが電球を割りました。 電球を割るといった、普段はやることはありえない壊す行為を意図的にやるのは気持ち良くないですね… 新しいバルブに交換するまえにヘッドライトのソケットや周辺の配線をチェック。 異常はありません。 テスターを使って流れてくる電気の電圧も確認しましたが異常なし。 なんなんでしょう? ロービームのフィラメントが切れる直前にかなりの高温になり、その温度は電球のガラスを変形させるほどになり、更にはハイビームのフィラメントも傷めるほどのものだった…ということでしょうか? とりあえず配線やソケット、電圧に異常はないので新しいバルブを入れて作業終了。 しばらくの間はこれでお客様に様子を見てもらうしかありません。

ヘッドライト電球の色は定期的に点検し、黒くなってきたら早めに交換。 ロービームがきれたときはヘッドライトレンズ上部をガムテープなどで遮り、対向車が眩しくないようにして一時的に走行することが可能。 以上2点、覚えておきましょう。

対象車両情報
メーカー・ブランド
スズキ
車種
レッツ4
作業実績タグ

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