【カワサキ W1S】エンジンオイル交換(ミッツ・ハーの作業実績 2023/12/01)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2023/12/01 20:42:33 更新【カワサキ W1S】エンジンオイル交換カワサキ W1S

作業実施日 2023/12/01

昭和45年製のヴィンテージバイク カワサキW1Sのエンジンオイル交換です。 この車両はエンジンオイル、ミッション(ギヤ)オイル、クラッチ(プライマリー)オイルの3種のオイル交換が必要なのですが、ミッションオイルとクラッチオイルに比べてエンジンオイルの交換頻度がもっとも高くなります。 前回のオイル交換から半年間で約800キロ走行。 従って今回はエンジンオイルだけを交換します。

この車両はドライサンプ式のエンジンオイル潤滑方式になっています。 多くの車両はエンジン下部(クランクケース)下にオイルをためておく「オイルパン」があります。 ドライサンプの場合、オイルをためるタンクが別になっています。 ヤマハSRなどはフレームがオイルタンクの役割を兼ねていますし、ハーレーダビッドソン等もオイルタンクが別になっています。 W1Sの場合はハーレーダビッドソンと同じように車体右側、シート下にオイルタンクが設置されています。 通常はこのタンク下部にあるドレンボルトを抜いてオイルを排出しますが、養生をしておかないとステップ周辺やマフラーを廃油が伝ってしまい、周囲を汚してしまいます。 それを防ぐ意味でも、今回はタンク上部の注油口から吸い取る方法でオイルを抜きます。

オイルチェンジャーのノズルを注油口に差し込み、タンク下部にノズルの先端を設置させて吸引します。 この方法だとタンク内のすべてのオイルを抜くことが可能です。 実際にすべて抜き終わった後にドレンボルトを抜いても一滴もオイルはたれてきません。 ドレンボルトを抜いたときはオイルガスケット(ワッシャー)を毎回交換します。 また、締めこむ際もトルク管理しながら慎重にしめます。 うっかり斜めにボルトを締めこんでしまえばオイルタンク側のネジ山を破損させます。 正しい作業をしていても旧車ともなればオイルタンク側のネジ山も劣化してきています。 そう考えると無用のリスクを避けるのがベターであり、注油口から抜くことをおすすめします。 もちろんすべての車両が可能な方法ではありませんが、W1Sやハーレーダビッドソンならドレンボルトから抜くよりも奇麗にオイルを抜き取ることができます。

使用するオイルはルブロスシリーズのコスパナンバーワンMoto-ST これから寒くなる時期ではありますが、クリアランス大き目の旧車には少し固めグレードの15W-50を使用。 旧車といえばMoto-STはシール等への攻撃性を考慮しており、旧車にも最適なVHVI配合のシンセティックブレンドオイルです。 VHVI(Very High Viscosity Index)は「超高粘度指数」と訳せる化学合成オイルです。 VHVIは鉱物油に水素化精製処理を施したもので、純粋な鉱物油と比較して分子構造が均一で、不純物が少ないのが特徴です。 また、VHVIをベースにしたエンジンオイルは高温時と低温時の粘度差が出にくい特性もあります。 シティランからワインディングまで、ストリートの幅広いシチュエーションに最適なエンジンオイルで、水冷、空冷エンジンを問わずお使いいただける万能エンジンオイル。 化学合成オイルの高性能と、鉱物油の経済性を組み合わせたコスパナンバーワンオイルです。

もちろん、ルブロス独自のベースオイル「ナノパフォーマ」が配合されています。 1.オイル分子の細分化 2.オイル分子の均一化 3.オイル分子の結合力強化 これらの特徴を持つナノオイル分子は、オイルと金属の隙間を埋め、ベアリング効果や、密閉効果をより高める働きをしてくれます。 ベアリング効果によるフリクションが少なくなる結果として… 1.油温上昇の抑制・安定化・低減 (摺動抵抗の軽減により、摩擦発生と酸化・劣化の予防) 2.高回転での伸びが良くなる (クリアランスを均一化して、摺動抵抗を軽減) 3.エンジン音を抑える 密閉効果により吹き抜けを抑える効果として… 1.パワーとトルクの上昇 2.ブローバイガスの減少 3.オイルの耐久性向上 このナノパフォーマの効果こそがルブロスの特徴なのです。

きちんと整備された車両は例え旧くても絶好調。 オーナーのキック一発でエンジンが始動しお帰りになられました。 毎度ありがとうございました。

対象車両情報
メーカー・ブランド
カワサキ
車種
W1S
作業実績タグ

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