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さあ!輸入車に乗ろう! THE IMPORT BIKES
輸入車ディーラーに行ってみよう!
あこがれの輸入車と暮らしたい。
動機はともあれ、まずは見てみたい。
そんな衝動にかられたら、お店で実際にバイクを見てみることをオススメする。
でも、高いバイクだし、二輪経験も少ないから、専門用語がビシバシ飛んだらついていけないかも……。
そんな気おくれが輸入車との距離を開けているのでは?
そう危惧したグーバイクは、実際に店に行って偵察(?)してきました!
結論からいえば、どのディーラーも、見事にそんな不安を吹き飛ばしてくれる話題にあふれていましたヨ!
こんなところも輸入車!
充実のメーカー保証
生まれた国とは風土も走り方も違うわけで、トラブルも意外な個所に表れることがある。それを一律「ガイシャは壊れやすい」といったのではかわいそうだ。そもそも、指定されたメンテナンススケジュールをこなしているかぎり、めったなことでトラブルはないというのが今の輸入車に対する正当な評価。そう考えれば、国産と比較しても充実している保証は、まさに安心の裏づけになる。トラブルが連発するようなものに「2年間距離無制限」なんて保証はとてもつけられないでしょ、なんて邪推をするまでもないのだ
安心の認定中古車
BMWの「アプルーブドモーターサイクル」やドゥカティの「エバー・レッド」。メーカーが一定の基準を設けてベースモデルを厳選。これに規定の点検整備を施して仕上げた中古車のことで、“安心感”がなによりの売りになっている。中古車で始める輸入車ライフの強い味方だ
ディーラーはバイクに付帯する楽しみを提供する場でもある
 まずはハーレーダビッドソンのディラー代表、メガディーラー、ハーレーダビッドソン松戸に足を運んでみた。ボクたちを案内してくれたのは、店長の阪本久夫さんだ。
「'90年にハーレーダビッドソンジャパンが設立され、パーツの供給や販売網の整備、それにユーザーにどう楽しんでもらうのか、というソフト面まで含め、大きく進化したと思います。ハーレーダビッドソンには、乗る楽しみ、カスタムをして造る楽しみ、機能面、ファッション面でも優れたウエアを着用する装う楽しみ。そして、当店でもハーレーダビッドソンユーザー同士の親睦を深める、HOG(ホグと読み、ハーレーダビッドソン・オーナーズ・グループの意)によるツーリングなどを行い、集う楽しみなど、ディーラーがハーレーに付帯する楽しみを提供する場として機能しているんです。メンテナンスも、専用工具などの設備と研修を受け、経験を積んだメカニックによる整備でコンディションを整えます。整備費用も定めているので、納得して預けていただけると思います。じつは私も片道40kmの道のりをエレクトラグライド・クラシック・ウルトラで通勤しています。もう走行距離は7万kmを超えました。信頼性が高いのもハーレーの魅力のひとつなんです」
メガディーラーH-D松戸
千葉県松戸市松戸2269-1
TEL 047-303-4180
http://www.mega-hdmatsudo.com/
漠然とした不安感は実際を知って解消しよう!
 未経験のライダーから「信頼性はどうなの?」とあらぬ嫌疑をかけられることが少なくない輸入車。そこでドゥカティ東名横浜に出向き、事実関係をセールススタッフの神宮寺めぐみさんに聞いてみた。
「お疑いのお客様もたしかに少なくありません(笑)。ですから、まずお客様のマイナスイメージを聞き出し、『今は大丈夫ですよ』と現状をお話しするところから始めます。よくよく伺ってみると、'80年代のドゥカティを経験した方の苦労話を聞き、そのイメージが着いてしまった、という方が多いようです。6年前にドカティジャパンが設立され、部品の供給、品質保証など大きく前進しています。たしかに、古いドゥカティは電装パーツの信頼性が低いこともありました。でも、今は大丈夫です! 新車から1000km/1カ月点検、1万km/12カ月点検、2万km/24カ月点検など、定期点検をディーラーで受けることが条件になりますが、2年間のメーカー保証もついています。もし不安な部分があれば、その期間にみっちり直しましょう、とお話しします。こうして不安を信頼に代えると、ドゥカティに親近感を持っていただけるようですね。私もモンスターに乗っているんですが、女性でも足着き性やポジションなど、カスタムで解決できることは少なくありません。まずはお話しに気軽に立ち寄ってください。不安を解きほぐしますよぉ!」
ドゥカティ東名横浜
神奈川県横浜市緑区長津田町5799
TEL 045-924-4401
http://ducati.tomeiyokohama.com
輸入車のパーツは高い?トータルでは割安感もある!
 イタリアの老舗ブランド、モトグッチの総輸入元が福田モーター商会だ。
「私たちは、二輪を販売するサービス業という認識の下、気持ちよくショールームで過ごしていただけるように心がけています。銀座のデパートやおいしいフレンチレストランに入ったときに感じられるような高揚感を提供できればと考えています」。そう語る福田モーター商会の高橋秀典さん。
「福田ではグッチをはじめドゥカティ、MVアグスタ、BMWなど多くの輸入車を扱っています。それだけに直接見比べていただける、という点でユニークだと思います。また、モトグッチはもちろん、輸入車の場合、走る環境の異なった国で造られている、というカルチャーの違いもお客様にお話しています。たとえば渋滞の多い日本の都市部だけを乗ると、バッテリーが充電されにくい。常用回転域が低くなるからです。ヨーロッパの一般道は制限速度が高く、止まる機会も少ないから充電されるのです。
 コスト面ではたしかにパーツなど割高な面もあります。しかし、モトグッツィのシャフトドライブやシンプルなメカニズムは、ランニングコストがあまりかかりません。気に入って長く乗ることを考慮すれば、国産モデルを3年に1回乗り替えるよりも安く上がる、という長い目で見た満足感も、輸入モデルのひとつのセールスポイントなんです」
福田モーター商会
東京都渋谷区笹塚1-50-16
TEL 03-3468-6841
http://www.fukuda-motors.co.jp/